S-R Flip-Flop
S-R フリップフロップのモデル化
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Flip Flops
説明
S-R Flip-Flop ブロックは、NOR ゲートを使用して作成された簡単なセットリセット フリップフロップをモデル化します。
S-R Flip-Flop ブロックには 2 つの入力 S および R (S はセットを意味し、R はリセットを意味する) と、2 つの出力 Q およびその補数 !Q があります。
S-R Flip-Flop ブロックの真理値表を以下に示します。この真理値表内の Qn-1 は、前のタイム ステップでの出力です。
メモ
S-R Flip-Flop ブロックは非ゼロの入力を true (1
) として扱います。
S | R | Q n | !Q n |
---|---|---|---|
0 | 0 | Q n-1 | !Q n-1 |
0 | 1 | 0 | 1 |
1 | 0 | 1 | 0 |
1 | 1 | 0 | 0 |
S が 1 で R が 0 の場合、フリップフロップはセット状態 (Qn が 1) に移行します。R が 1 で S が 0 の場合、フリップフロップはリセット状態 (Qn が 0) に移行します。S と R の両方が 0 の場合、フリップフロップは前の状態 (Qn が Qn-1) のままとなります。
ヒント
R と S がどちらも 1 になる状態は避けてください。この状態では、Q と !Q の両方が 0 になります。!Q が Q の補数でないため、この状態は未定義となります。この状態を処理するには、J-K Flip-Flop ブロックを検討してください。
boolean または double データ型としての論理信号
[boolean データ (対 double) として論理信号を処理] コンフィギュレーション パラメーター設定は、S-R Flip-Flop ブロックの入力データ型と出力データ型に影響します。このブロックは Combinatorial Logic ブロックを使用するマスク サブシステムであるためです。このコンフィギュレーション パラメーターの詳細については、boolean データ (対 double) として論理信号を処理を参照してください。
端子
入力
出力
パラメーター
拡張機能
バージョン履歴
R2008b で導入
参考
J-K Flip-Flop | Clock | D Latch | D Flip-Flop