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Logical Operator
指定した論理演算を入力に実行
ライブラリ:
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Commonly Used Blocks
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Logic and Bit Operations
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Commonly Used Blocks
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説明
Logical Operator ブロックは、そのブロックの入力に対して、指定した論理演算を実行します。入力値が非ゼロの場合は true (1
) に、ゼロの場合は false (0
) になります。
[演算子] パラメーター リストを使って入力を接続する論理演算を選択してください。[アイコン形状] プロパティとして [四角形]
を選択する場合、選択された演算名がブロック アイコンに表示されます。[アイコン形状] プロパティとして [記号]
を選択した場合、選択された演算子の名前がブロック アイコンに表示されます。次の表に、サポートされている操作を示します。
演算 | 説明 |
---|---|
AND | すべての入力が TRUE の場合は TRUE |
OR | 1 つ以上の入力が TRUE の場合は TRUE |
NAND | 1 つ以上の入力が FALSE の場合は TRUE |
NOR | いずれの入力も TRUE でない場合は TRUE |
XOR | 奇数個の入力が TRUE の場合は TRUE |
NXOR | 偶数個の入力が TRUE の場合は TRUE |
NOT | 入力が FALSE の場合は TRUE |
[アイコン形状] として [記号]
を選択した場合、ブロックの外見はその関数を示します。Simulink® は、論理関数に関する IEEE® Standard Graphic Symbols に従い、選択された演算子に対する論理回路記号を表示します。
入力端子の数を指定するには、[入力端子の数] パラメーターを使用します。出力タイプは、[出力データ型] パラメーターを使用して指定します。出力値は、TRUE の場合は 1
、FALSE の場合は 0
です。
メモ:
出力データ型は正確に 0 を表す必要があります。この条件を満たすデータ型には、符号付き整数、符号なし整数、任意の浮動小数点データ型などがあります。
出力のサイズは、以下のように入力ベクトルのサイズと選択した演算子によって決まります。
このブロックが 1 つを超える入力をもっている場合、非スカラーの任意の入力は、同じ次元をもつ必要があります。たとえば、ある入力が 2 行 2 列配列の場合、他の非スカラー入力もすべて 2 行 2 列配列でなければなりません。
スカラー入力は、非スカラー入力と同じ次元をもつように拡張されます。
このブロックが 1 つを超える入力をもっている場合、出力は (スカラー拡張後に) 入力と同じ次元をもち、各出力要素は、対応する入力要素に、指定した論理演算を適用した結果になります。たとえば、指定した演算が AND で、入力が 2 行 2 列配列である場合、出力はその左上の要素が入力の左上の要素に AND を適用した結果に等しい 2 行 2 列配列になります。
単一ベクトル入力の場合、このブロックはベクトルのすべての要素に対して演算 (NOT 演算を除く) を適用します。出力は、常にスカラーです。
NOT 演算子は 1 つの入力だけを受け入れ、入力はスカラーまたはベクトルです。入力がベクトルの場合、出力は、入力ベクトル要素の論理補集合を含んでいる同じサイズのベクトルになります。
多入力 XOR ゲートとして構成されている場合、このブロックは論理要素に関する IEEE 標準規格によって規定されている、剰余 2 の加算演算を行います。
端子
入力
出力
パラメーター
ブロックの特性
データ型 |
|
直達 |
|
多次元信号 |
|
可変サイズの信号 |
|
ゼロクロッシング検出 |
|
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入