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データ ストア

Data Store Memory ブロックのデータをログに記録するオプション

モデル コンフィギュレーション ペイン: データのインポート/エクスポート

説明

モデルのすべての Data Store Memory ブロック変数を指定の MATLAB® 変数に記録するかどうかを指定します。

既定では、シミュレーション結果は単一の Simulink.SimulationOutput オブジェクトとして返されます。記録するデータ ストアに指定したログ変数は SimulationOutput オブジェクトのプロパティになります。記録されたデータ ストア データにアクセスするには、ドット表記を使用します。たとえば、既定の出力変数名 out と既定の状態ログ変数名 dsmout を使用するときは、次のコードを使用してデータ ストア データにアクセスします。

dsmout = out.dsmout;

設定

on (既定値) | off
on

シミュレーション中にすべての Data Store Memory ブロック変数をワークスペースおよびシミュレーション データ インスペクターに記録します。既定では、ログ データは変数 dsmout に格納されます。別の変数名を使用してデータを保存するには、テキスト ボックスで有効な MATLAB 変数名を指定します。

変数の名前は、Simulink.SimulationOutput オブジェクトのいずれのオブジェクト関数またはプロパティの名前とも一致してはなりません。

データ ストア ログは常に [データセット] 形式を使用します。

off

Data Store Memory ブロック変数を記録しません。

推奨設定

次の表は、このパラメーターの推奨値をコード生成に関連する考慮事項に基づいてまとめたものです。

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性

推奨なし

安全対策推奨なし

プログラムでの使用

パラメーター: DSMLogging
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'
パラメーター: DSMLoggingName
型: string | 文字ベクトル
値: 有効な MATLAB 変数名
既定の設定: 'dsmout'

バージョン履歴

R2010a で導入