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伝達関数のフィルター パラメーターの零点-極-ゲイン形式への変換
[z,p,k] = tf2zpk(b,a)
[z,p,k] = tf2zpk(b,a) は、伝達関数パラメーター b と a から、零点のベクトル z、極のベクトル p、および関連するゲイン k を求めます。この関数は、単入力/単出力 (SISO) 離散時間システムの多項式伝達関数表現
z
p
k
b
a
H(z)=B(z)A(z)=b1+b2z−1⋯+bnz−(n−1)+bn+1z−na1+a2z−1⋯+amz−(m−1)+am+1z−m
を、因数分解された伝達関数形式
H(z)=Z(z)P(z)=k(z−z1)(z−z2)⋯(z−zm)(z−p1)(z−p2)⋯(z−pn).
に変換します。
メモ
z–1 のべき乗で表す伝達関数を扱う場合は、tf2zpk を使用します。同様の関数 tf2zp は、連続時間伝達関数など、s のべき乗を扱う場合に便利です。
tf2zpk
tf2zp
例
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正規化されたカットオフ周波数 0.4π ラジアン/サンプルをもつ 3 次のバタワース フィルターを設計します。このフィルターの極、零点、ゲインを計算します。
[b,a] = butter(3,0.4); [z,p,k] = tf2zpk(b,a)
z = 3×1 complex -1.0000 + 0.0000i -1.0000 - 0.0000i -1.0000 + 0.0000i
p = 3×1 complex 0.2094 + 0.5582i 0.2094 - 0.5582i 0.1584 + 0.0000i
k = 0.0985
極と零点をプロットし、それらが予想された位置にあることを確認します。
zplane(b,a) text(real(z)-0.1,imag(z)-0.1,"Zeros") text(real(p)-0.1,imag(p)-0.1,"Poles")
伝達関数の分子係数。ベクトルとして指定します。b には、z-1 の昇べきの順で係数が含まれます。
データ型: single | double
single
double
伝達関数の分母係数。ベクトルとして指定します。a には、z-1 の昇べきの順で係数が含まれます。
システムの零点。列ベクトルとして返されます。
システムの極。列ベクトルとして返されます。
システムのゲイン。スカラーとして返されます。
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使用上の注意および制限:
出力の実数/複素数 z および k は、MATLAB® と生成されたコードで異なっている場合があります。
出力の次数 z と p は、MATLAB と生成されたコードで異なっている場合があります。
R2006a より前に導入
sos2zp | ss2zp | tf2sos | tf2ss | tf2zp | zp2tf
sos2zp
ss2zp
tf2sos
tf2ss
zp2tf
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