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伝達関数のフィルター パラメーターの零点-極-ゲイン形式への変換
[z,p,k] = tf2zp(b,a)
例
[z,p,k] = tf2zp(b,a) では、伝達関数パラメーター b と a から零点の行列 z、極のベクトル p、ゲインに関連付けられたベクトル k が求められます。この関数は、単入力多出力 (SIMO) 連続時間システムの多項式伝達関数表現
z
p
k
b
a
H(s)=B(s)A(s)=b1sn−1+⋯+bn−1s+bna1sm−1+⋯+am−1s+am
を、因数分解された伝達関数形式
H(s)=Z(s)P(s)=k(s−z1)(s−z2)⋯(s−zm)(s−p1)(s−p2)⋯(s−pn).
に変換します。
メモ
連続時間伝達関数などの、正のべき乗(s2 + s + 1)を扱う場合は、tf2zp を使用します。同様の関数 tf2zpk は、逆べき乗で表す伝達関数(1 + z–1 + z–2)を扱う場合に便利です。
tf2zp
tf2zpk
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次の伝達関数をもつシステムを生成します。
H(s)=2s2+3ss2+12s+14=2(s-0)(s-(-32))(s--122(1-j))(s--122(1+j))
このシステムの零点、極、ゲインを求めます。eqtflength を使用して、分子と分母が同じ長さをもつようにします。
eqtflength
b = [2 3]; a = [1 1/sqrt(2) 1/4]; [b,a] = eqtflength(b,a); [z,p,k] = tf2zp(b,a)
z = 2×1 0 -1.5000
p = 2×1 complex -0.3536 + 0.3536i -0.3536 - 0.3536i
k = 2
極と零点をプロットし、それらが予想された位置にあることを確認します。
zplane(b,a) text(real(z)+0.1,imag(z),"Zero") text(real(p)+0.1,imag(p),"Pole")
伝達関数の分子係数。ベクトルまたは行列として指定します。b が行列の場合、b の各行はシステムの出力に対応します。b には、s の降べきの順で係数が含まれます。b の列数は、a の長さ未満でなければなりません。
データ型: single | double
single
double
伝達関数の分母係数。ベクトルとして指定します。a には、s の降べきの順で係数が含まれます。
システムの零点。行列として返されます。z は、列に分子の零点を含みます。z には、出力と同数の列があります。
システムの極。列ベクトルとして返されます。p は、伝達関数の分母係数の極位置を含みます。
システムのゲイン。列ベクトルとして返されます。k は、各分子伝達関数のゲインを含みます。
使用上の注意および制限:
出力の実数/複素数 z および k は、MATLAB® と生成されたコードで異なっている場合があります。
出力の次数 z と p は、MATLAB と生成されたコードで異なっている場合があります。
R2006a より前に導入
sos2zp | ss2zp | tf2sos | tf2ss | tf2zpk | zp2tf
sos2zp
ss2zp
tf2sos
tf2ss
zp2tf
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