このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

plotsigroi

信号マスクに基づく信号領域のプロット

R2020b 以降

構文

plotsigroi(msk,x)

plotsigroi(msk,x,patchflag)

h = plotsigroi(msk,x)

説明

plotsigroi(msk,x) は、msk のソースとプロパティに基づいて、色分けされた領域で信号 x をプロットします。x が複素数値の場合、関数はその振幅をプロットします。

plotsigroi(msk,x,patchflag) は、patchflag が true の場合、四角形パッチを使用して関心領域をプロットします。

h = plotsigroi(msk,x) は、色分けされたプロットの Figure ハンドルを返します。Figure ハンドルを使用して、Figure プロパティのクエリと変更ができます。

例

バイナリ シーケンス マスクからの関心領域のプロット

ran と dom の 2 つのカテゴリのバイナリ シーケンス マスクについて考えます。シーケンスを使用して、signalMask オブジェクトを生成します。3 サンプル未満の領域を破棄します。

rng default

sq = randi(2,200,2)-1;

m = signalMask(sq,"MinLength",3,"Categories",["ran" "dom"]);

200 個の乱数のシーケンスを生成します。関心領域をプロットします。

x = rand(200,1);

plotsigroi(m,x)

四角形パッチを使用して関心領域をプロットします。

plotsigroi(m,x,true)

入力引数

msk — 信号マスク

signalMask オブジェクト

信号マスク。signalMask オブジェクトとして指定します。

例: signalMask(table([2 4;6 7],["male" "female"]')) は、3 つのサンプルをもつ領域 male と 2 つのサンプルをもつ領域 female を使用して信号マスクを指定します。

例: signalMask(categorical(["" "male" "male" "male" "" "female" "female" ""]',["male" "female"])) は、3 つのサンプルをもつ領域 male と 2 つのサンプルをもつ領域 female を使用して信号マスクを指定します。

例: signalMask([0 1 1 1 0 0 0 0;0 0 0 0 0 1 1 0]','Categories',["male" "female"]) は、3 つのサンプルをもつ領域 male と 2 つのサンプルをもつ領域 female を使用して信号マスクを指定します。

x — 入力信号

ベクトル

入力信号。ベクトルで指定します。

例: chirp(0:1/1e3:1,25,1,50) は、1 kHz でサンプリングされたチャープを指定します。

データ型: single | double
複素数のサポート: あり

patchflag — 四角形パッチ オプション

false (既定値) | true

四角形パッチ オプション。logical 値として指定します。plotsigroi は、patchflag が true の場合、四角形パッチを使用して関心領域をプロットします。

データ型: logical

出力引数

h — Figure のハンドル

整数スカラー

Figure のハンドル。整数スカラーとして返されます。

バージョン履歴

R2020b で導入

参考

アプリ

• 信号ラベラー

オブジェクト

• labeledSignalSet | signalMask | signalLabelDefinition

トピック

• クジラの歌のラベル定義
• カスタム関数を使用した信号のラベル付けの自動化
• オーディオ信号内の発声された単語のラベル付け
• 信号属性、関心領域、および点のラベル付け
• ラベル付き信号セットの確認