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finddelay
信号間の遅延の推定
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
推定遅延
d
のベクトルの計算は、表に示すように、x
、y
およびmaxlag
によって異なります。maxlag
X
Y
D
整数スカラー 行ベクトルまたは列ベクトル、あるいは行列 行ベクトルまたは列ベクトル、あるいは行列 – maxlag
からmaxlag
までのラグ範囲におけるX
列とY
列との相互相関。整数値行ベクトルまたは整数値列ベクトル 長さLX ≥ 1の行ベクトルまたは列ベクトル サイズ MY 行 NY 列の行列 (MY > 1, NY > 1) - maxlag
(j) からmaxlag
(j) (j = 1, …, NY) のラグ範囲におけるX
とY
の j 列との相互相関。整数値行ベクトルまたは整数値列ベクトル サイズ MX 行 NX 列の行列 (MX > 1, NX > 1) 長さLY ≥ 1の行ベクトルまたは列ベクトル - maxlag
(j) からmaxlag
(j) (j = 1, …, NX) のラグ範囲におけるX
の j 列とY
との相互相関。整数値行ベクトルまたは整数値列ベクトル サイズ MX 行 NX 列の行列 (MX > 1, NX > 1) サイズ MY- 行 NY 列の行列 (MY > 1, NY = NX > 1) - maxlag
(j) からmaxlag
(j) (j = 1, …, NY) のラグ範囲におけるX
の j 列とY
の j 列との相互相関。長さ LX の行ベクトル
x
を別のチャネル LX からの 1 つのサンプルを構成するものとして扱う場合、x
が行列になるように 1 つ以上の 0 の行を追加する必要があります。これで、x
の各列は 1 つのチャネルと見なされます。たとえば、
x = [1 1 1 1]
は、4 つのサンプルで構成される 1 つのチャネルと見なされます。これを各チャネルが 1 つのサンプルで構成される 4 つの異なるチャネルとして扱うには、新しい行列xm
を定義します。xm
の各列は 1 つのチャネルに対応します。各チャネルには、サンプル1
と0
が含まれます。xm = [1 1 1 1; 0 0 0 0];
アルゴリズム
関数 finddelay
は、関数 xcorr
を使用して、ユーザーが指定する可能性のあるすべてのラグにおける信号の各ペアの間の相互相関を決定します。次に、信号の各ペア間の正規化された相互相関が計算されます。推定遅延は、正規化された相互相関が最大の絶対値をもつラグの負の値によって与えられます。
複数のラグが相互相関の最大絶対値となる場合 (周期的な信号の場合など)、遅延はそのようなラグの最小 (絶対値) の負の値として選択されます。
信号のペアは遅延された互いの正確なコピーである必要はありません。ただし、推定遅延は、遅延信号の少なくとも 1 つのペアの間に十分な相関がある場合にのみ有益な意味をもちます。
拡張機能
参考
alignsignals
| dtw
| edr
| findsignal
| xcorr