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mlreportgen.dom.TableEntry クラス

名前空間: mlreportgen.dom

説明

テーブル エントリのコンテンツとスタイルを指定します。

ヒント

テーブル内のすべてのテーブル エントリの書式設定を指定するには、Table オブジェクトまたは FormalTable オブジェクトの TableEntriesStyle プロパティを使用します。たとえば、境界線の書式を設定できます。

import mlreportgen.dom.*
t = Table(magic(5));
t.TableEntriesStyle = {Border('solid','black','1')};

TableEntry オブジェクトに設定したプロパティは、TableEntriesStyle 書式オブジェクトよりも優先されます。

mlreportgen.dom.TableEntry クラスは handle クラスです。

作成

説明

entryObj = TableEntry() は、空のテーブル エントリを作成します。

entryObj = TableEntry(text) は、指定されたテキストを使用してテーブル エントリを作成します。コンストラクターは text オブジェクトを作成してテーブル エントリに追加します。Microsoft® Word 出力や PDF 出力では、Word や PDF がテーブル エントリ内で折り返されていないテキストを許可しないため、テーブル エントリのテキストは段落内で折り返されます。HTML 出力の場合、テキストは段落内で折り返されません。

entryObj = TableEntry(text,styleName) は、指定されたスタイルを使用し、指定されたテキストを含むテーブル エントリを作成します。

entryObj = TableEntry(domObj) は、domObj を含むテーブル エントリを作成します。ここで、domObj は、mlreportgen.dom.Paragraph オブジェクトなどの DOM オブジェクトです。

入力引数

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テーブル エントリのテキスト。文字ベクトルとして指定します。

テーブル エントリのテキスト。mlreportgen.dom.Text オブジェクトとして指定します。

styleName で指定されたスタイルは、このテーブルを追加するドキュメントのテンプレートで定義されていなければなりません。

テーブルに含めるオブジェクト。DOM オブジェクトとして指定します。有効な DOM オブジェクトを以下に示します。

  • mlreportgen.dom.Paragraph

  • mlreportgen.dom.Text (CharEntity を含む)

  • mlreportgen.dom.Image

  • mlreportgen.dom.Table

  • mlreportgen.dom.OrderedList

  • mlreportgen.dom.UnorderedList

  • mlreportgen.dom.CustomElement

プロパティ

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描画する境界線のタイプ。次の表のいずれかの値として指定します。

境界線の値説明サポートされる出力タイプ

'dashed'

破線

すべての出力タイプ

'dashdotstroked'

斜めの破線と点が交互に入った線

Word

'dashsmallgap'

破線間に小さい隙間がある破線

Word

'dotted'

点線

すべての出力タイプ

'dotdash'

点と破線が交互に入った線

Word

'dotdotdash'

2 つの点と 1 本の破線が交互に入った線

Word

'double'

二重線

すべての出力タイプ

'doublewave'

二重波線

Word

'groove'

3D 効果溝付き線

HTML および PDF

'hidden'

線なし

境界線タイプ 'none' も線を生成しません。ただし、競合する境界線の処理が、'hidden' タイプと 'none' タイプで異なります。境界線タイプ 'hidden' は、競合する境界線タイプよりも優先されます。競合する境界線タイプは、'none' タイプよりも優先されます。

HTML および PDF

'inset'

3D 効果線

すべての出力タイプ

'none'

線なし

境界線タイプ 'hidden' も線を生成しません。ただし、競合する境界線の処理が、'hidden' タイプと 'none' タイプで異なります。境界線タイプ 'hidden' は、競合する境界線タイプよりも優先されます。競合する境界線タイプは、'none' タイプよりも優先されます。

すべての出力タイプ

'outset'

3D 効果線

すべての出力タイプ

'ridge'

3D 効果突起付き線

HTML および PDF

'single'

一重線

Word

'solid'

一重線

HTML および PDF

'thick'

太い線

Word

'thickthinlargegap'

太い破線と細い破線が交互に入った隙間の大きい破線

Word

'thickthinmediumgap'

太い破線と細い破線が交互に入った隙間が中程度の破線

Word

'thickthinsmallgap'

太い破線と細い破線が交互に入った隙間の小さい破線

Word

'thinthicklargegap'

細い破線と太い破線が交互に入った隙間が中程度の破線

Word

'thinthickmediumgap'

細い破線と太い破線が交互に入った隙間が中程度の破線

Word

'thinthicksmallgap'

細い破線と太い破線が交互に入った隙間の小さい破線

Word

'thinthickthinlargegap'

細い破線と太い破線が交互に入った隙間の大きい破線

Word

'thinthickthinmediumgap'

細い破線と太い破線が交互に入った隙間が中程度の破線

Word

'thinthickthinsmallgap'

細い破線と太い破線が交互に入った隙間の小さい破線

Word

'threedemboss'

エンボス加工した効果線

Word

'threedengrave'

彫り込み効果線

Word

'triple'

三重線

Word

'wave'

波線

Word

境界線の色。次のいずれかとして指定します。

  • 色の名前。名前は CSS の色の名前にしなければなりません。https://www.w3.org/wiki/CSS/Properties/color/keywords を参照してください。

  • #RRGGBB としての 16 進数の RGB (トゥルーカラー) 値。たとえば、#0000ff は青色です。

テーブルの境界線幅。valueUnits の形式で指定します。ここで、Units は単位の略語です。有効な略語を以下に示します。

  • px — ピクセル (既定)

  • cm — センチメートル

  • in — インチ

  • mm — ミリメートル

  • pc — パイカ

  • pt — ポイント

このドキュメント要素の子。DOM オブジェクトの配列として指定します。このプロパティは読み取り専用です。

テーブル エントリの範囲に含まれるテーブル列の数。double として指定します。

データ型: double

カスタム属性は、このドキュメント要素を追加するドキュメントの出力タイプによってサポートされなければなりません。

ハイフネーションのタイプ。以下のいずれかの値として指定します。

  • true — ハイフネーションを有効にし、ハイフネーション文字に '-' を使用する。

  • '-' — ハイフネーションを有効にし、ハイフネーション文字に '-' を使用する。

  • ' ' — ハイフネーションを有効にし、ハイフネーション文字にスペース (' ') を使用する

  • false — ハイフネーションを無効にする。

このドキュメント要素の ID。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。ドキュメント要素を作成するときに、DOM によってセッション固有 ID が生成されます。独自の ID を指定できます。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

データ型: char | string

内側の余白。valueUnits 形式。ここで、Units は単位の略語です。有効な略語を以下に示します。

  • 略語なし — ピクセル

  • cm — センチメートル

  • in — インチ

  • mm — ミリメートル

  • pc — パイカ

  • pt — ポイント

  • px — ピクセル

このドキュメント要素の親。DOM オブジェクトとして指定します。このプロパティは読み取り専用です。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
private
NonCopyable
true

テーブル エントリの範囲に含まれるテーブル行の数。double として指定します。

データ型: double

このテーブルに書式を指定する書式オブジェクト (Bold など) の配列。

このプロパティは、StyleName プロパティで指定したスタイル シートのスタイルで定義した対応する書式をオーバーライドします。

このテーブルを追加するドキュメントまたはドキュメント パーツのスタイル シートで指定したスタイルの名前

出力ドキュメントでこのテーブルの外観を指定するスタイル。Style プロパティによって指定されない書式用。

このドキュメント要素のタグ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

DOM は、このオブジェクトを作成するときに、セッション固有タグを生成します。生成されたタグの形式は CLASS:ID という形式です。ここで、CLASS はオブジェクト クラスです。ID はオブジェクトの Id プロパティの値です。独自のタグ値を指定すると、ドキュメントの生成中に問題が発生した箇所を容易に特定できるようになります。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

データ型: char | string

テーブル セルのコンテンツの垂直方向の配置。以下のいずれかの値として指定します。

  • 'top'

  • 'bottom'

  • 'middle'

メソッド

すべて展開する

バージョン履歴

R2014a で導入