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プレゼンテーション ジェネレーターの作成

PowerPoint® 用 MATLAB® API (PPT API) を使用すると、プログラムによって PowerPoint プレゼンテーションを作成および更新できます。たとえば、この MATLAB スクリプトは、タイトル ページと、箇条書きリストを使用した 1 つのコンテンツ スライドがあるプレゼンテーションを作成します。

import mlreportgen.ppt.*;
 
slidesFile = 'mySlides.pptx';
slides = Presentation(slidesFile);
 
slide1 = add(slides,'Title Slide');
replace(slide1,'Title','My Presentation');
replace(slide1,'Subtitle','Create a Presentation Program');
 
slide2 = add(slides,'Title and Content');
para = Paragraph('First Content Slide');
para.FontColor = 'blue';
replace(slide2,'Title',para);
 
replace(slide2,'Content',{'First item','Second item','Third item'});
 
close(slides);

MySlides.pptx という名前のプレゼンテーションの作成後、このプレゼンテーションを開くことができます。Windows® プラットフォームでは、このプレゼンテーションを MATLAB で開くことができます。

if ispc
    winopen(slidesFile);
end

生成されたプレゼンテーション MySlides.pptx には、次の 2 つのスライドが含まれます。

PPT API プログラム

PPT API プログラムには一般的に以下のようなコードが含まれます。

  • mlreportgen.ppt API パッケージをインポートする。import ステートメントを含めます。PPT API オブジェクトのコンストラクターとメソッドを呼び出すときにパッケージ名を省略するには、このパッケージをインポートします。

    import mlreportgen.ppt.*;
  • 以下を行う Presentation オブジェクトを作成する。

    • プレゼンテーション コンテンツの保持

    • 生成されるプレゼンテーションの出力場所の指定

    • PowerPoint テンプレートの指示

    slidesFile = 'mySlides.pptx';
    slides = Presentation(slidesFile);
    
  • スライド コンテンツを追加または置換する。

    contents = find(slide2,'Title');
    replace(contents,Paragraph('First Content Slide'));
    
    contents = find(slide2,'Content');
    datePara = Paragraph('Today is ');
    dateText = date;
    append(datePara,dateText);
    add(contents,datePara);
    

    PPT API は、PowerPoint テンプレートのプレースホルダーをプログラム内で定義されたコンテンツに置き換えます。テンプレートでは、対話的にプレースホルダーを追加したり、プログラムで操作するプレースホルダーの名前を変更できます。

  • プレゼンテーションを閉じる。これにより、プレゼンテーションのコンテンツと書式設定が生成されます。

    close(slides);

プレゼンテーションを Windows プラットフォーム上で開くコードを含めることができます。ファイル名と共に winopen を使用します。この場合、ファイル名は変数 slidesFile に格納されています。

if ispc
    winopen(slidesFile);
end

MATLAB の PPT API プログラムの別の例を確認するには、「population_slides」と入力してください (Linux® でこの例を実行するには、Open Office ソフトウェアがインストールされていなければなりません)。

PPT API の 2 つの使用方法

以下を行う PPT API プログラムを作成できます。

  • 既存の PowerPoint プレゼンテーションのコンテンツの置き換え、または既存のプレゼンテーションに対するコンテンツの追加

  • 完全な PowerPoint プレゼンテーションの生成

既存のプレゼンテーションへのコンテンツの追加

コンテンツを変更するたびにプレゼンテーションを手動で更新することなく、既存のプレゼンテーションにコンテンツを追加したりそのコンテンツを更新したりするには、PPT API を使用します。この方法は、既存のプレゼンテーションの大部分のコンテンツと書式設定を使用する場合に便利です。

  • PPT API と MATLAB 関数を使用することで、MATLAB コードと Simulink® モデルからプレゼンテーションのコンテンツを生成できる。

  • プレゼンテーション ファイルを上書きしてプレゼンテーションを更新するか、異なるプレゼンテーション名を使用して別のバージョンのプレゼンテーションを作成できる。

完全なプレゼンテーションの作成

同じコンテンツを使用している場合に複数の PowerPoint テンプレートを使用して完全なプレゼンテーションを作成するには、PPT API を使用します。

PPT API アプリケーションと PowerPoint テンプレート

PPT API は、プレゼンテーションを生成するためのテンプレートとして、PowerPoint プレゼンテーションを使用します。このテンプレートは空のプレゼンテーションまたはスライドを含むプレゼンテーションです。

PPT API プレゼンテーションのテンプレートとして以下を使用できます。

  • 既定の PPT API PowerPoint テンプレート

  • 更新するコンテンツのある既存の PowerPoint プレゼンテーション

  • PowerPoint テンプレート

テンプレートを使用すると、プレゼンテーションのスライドの固定コンテンツおよび既定のレイアウトと外観を指定できます。MATLAB プログラムは、PPT API を使用して特定のスライドの既定のレイアウトと書式をオーバーライドできます。

PPT API には、プレゼンテーションの作成に使用できる既定のテンプレートが付属しています。既定のテンプレートではニーズが満たされない場合は、PowerPoint を対話的に使用することで、ニーズに合うテンプレートを作成できます。

テンプレート要素

PowerPoint テンプレートには、プレゼンテーションを生成するために PPT API で使用するいくつかの要素が含まれています。テンプレートで定義された書式設定をカスタマイズするには、次の 1 つ以上のテンプレート要素を変更します。

PowerPoint テンプレート要素目的

スライド マスター

スライド マスターの書式設定をプレゼンテーションにグローバルに適用します。一連のスライド レイアウトに共通のレイアウトと書式を指定します。

スライド レイアウト

スライド マスターのレイアウトのバリアントを指定します。

テーブル スタイル

テーブルの既定の外観を指定します。PowerPoint では、標準のテーブル スタイルが定義されています。これらのスタイルは変更できませんが、PPT API を使用することで、作成するテーブルにこれらのスタイルを適用し、特定のテーブルのスタイルをオーバーライドできます。

プレースホルダー

テキスト、リスト、図、テーブルなどのコンテンツに置き換え可能なスライド レイアウトの領域を指定します。すべてのプレースホルダーには名前があります。PowerPoint を対話的に使用して、名前をプレースホルダーに割り当てることができます。その後、PPT プログラムでその名前を使用して、プレースホルダーをコンテンツに置き換えることができます。

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