show

衝突ジオメトリの表示

R2019b 以降

構文

show(geom)

show(geom,"Parent",AX)

ax = show(___)

[ax,patchobj] = show(___)

説明

show(geom) は、衝突ジオメトリを現在の Figure に現在の姿勢で表示します。関数で自動的にテッセレーションが生成されます。

show(geom,"Parent",AX) は、衝突ジオメトリをプロットする座標軸 AX を指定します。

ax = show(___) は、衝突ジオメトリをプロットする座標軸を返します。

[ax,patchobj] = show(___) は、プロットで衝突ジオメトリを表すグラフィックス オブジェクト patchobj を返します。

例

衝突ジオメトリの表示

円柱型の衝突ジオメトリを作成します。この円柱は、長さが 3 メートル、半径が 1 メートルです。

cyl = collisionCylinder(1,3);

円柱を表示します。

show(cyl)

円柱を新しい Figure に表示し、円柱を表す patch オブジェクトを返します。patch オブジェクトの FaceColor フィールドの RGB 値を変更することにより、円柱の色をシアンに変更します。EdgeColor を 'none' に設定してエッジを非表示にします。

figure
[~,patchObj] = show(cyl);
patchObj.FaceColor = [0 1 1];
patchObj.EdgeColor = 'none';

入力引数

geom — 衝突ジオメトリ

collisionBox オブジェクト | collisionCapsule オブジェクト | collisionCylinder オブジェクト | collisionMesh オブジェクト | collisionSphere オブジェクト

表示する衝突ジオメトリ。次のいずれかのオブジェクトとして指定します。

• collisionBox

• collisionCapsule

• collisionCylinder

• collisionMesh

• collisionSphere

AX — 衝突ジオメトリをプロットする座標軸

Axes オブジェクト

衝突ジオメトリをプロットする座標軸。Axes オブジェクトとして指定します。

出力引数

ax — 衝突ジオメトリを表示する座標軸

Axes オブジェクト

衝突ジオメトリを表示する座標軸。Axes オブジェクトとして返されます。詳細については、Axes のプロパティ を参照してください。

patchobj — グラフィックス オブジェクト

Patch オブジェクト

衝突ジオメトリを表すグラフィックス オブジェクト。Patch オブジェクトとして返されます。詳細については、Patch のプロパティ を参照してください。

バージョン履歴

R2019b で導入

参考

オブジェクト

• collisionBox | collisionCylinder | collisionMesh | collisionSphere | collisionCapsule

関数

• showCollisionArray