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readFeatureTable

アンサンブル データ セットから table に特徴値、独立変数、および状態変数を読み取り

R2020a 以降

説明

readFeatureTable は、診断特徴デザイナーで生成されたコードで使用される関数です。

ft = readFeatureTable(ensemble) は、全信号モードで計算されるすべての特徴のアンサンブル ensemble から特徴テーブル ft を抽出します。特徴テーブルには特徴、独立変数、および状態変数が含まれ、診断特徴デザイナーで生成されるコードの主要な出力となります。

ft = readFeatureTable(ensemble,framepolid) は、関数で特徴テーブルを構成するときに、FramePolicyID で定義されるフレーム サイズとフレーム レートを使用して各フレーム区間を読み取ります。この構文は、フレームベースの (セグメント化された) 信号と特徴の計算に適用されます。

ft = readFeatureTable(___,Name,Value) は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して、読み取る特徴と変数を指定します。たとえば、ft = readFeatureTable(ensemble,'ConditionVariables','FaultCode') を使用すると、状態変数については 'FaultCode' のみが ft に含まれますが、特徴と独立変数はすべて含まれます。この構文は、前述の構文の任意の入力引数の組み合わせで使用できます。

入力引数

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メンバー データのアンサンブル。fileEnsembleDatastore オブジェクト、simulationEnsembleDatastore オブジェクト、または workspaceEnsemble オブジェクトとして指定します。

フレーム ポリシー ID。FRM_<フレーム ポリシー インデックス> の形式の string として指定します。診断特徴デザイナーで生成されるコードにおいて、フレーム ポリシーは、セグメント化されたデータのフレーム サイズとフレーム レートの選択を反映します。

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペア自体は順不同で構いません。

R2021a 以前は、名前と値をそれぞれコンマで区切り、 Name を引用符で囲みます。

例: 'ConditionVariables','FaultCode'

読み取る特徴。'Features' と選択する特徴を指すパスの string 配列で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。'Features' を指定しない場合、関数はすべての特徴を読み取ります。

読み取る独立変数。'IndependentVariables' と選択する変数を指すパスの string 配列で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。'IndependentVariables' を指定しない場合、関数はすべての独立変数を読み取ります。

読み取る状態変数。'ConditionVariables' と選択する変数を指すパスの string 配列で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。'ConditionVariables' を指定しない場合、関数はすべての状態変数を読み取ります。

アンサンブル メンバー ID を返すオプション。'IncludeMemberID' と logical スカラーで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。'IncludeMemberID'true に設定すると、特徴テーブル ft にメンバー ID の列が含まれます。

出力引数

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特徴テーブル。table として指定します。各メンバーの特徴、独立変数、および状態変数が table に含まれます。特徴と状態変数はスカラーです。独立変数は timetable、table、または cell 配列です。

バージョン履歴

R2020a で導入