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lyapunovExponent
限りなく近い軌跡の分離率の特徴付け
構文
説明
___ = lyapunovExponent(___,
は、1 つ以上の Name,Value
)Name,Value
ペア引数で指定された追加オプションを使用して、リアプノフ指数を推定します。
出力引数のない lyapunovExponent(___)
は、平均対数発散対拡大ステップのプロットを作成します。
生成された対話型プロットを使って、適切な ExpansionRange
を探します。
例
入力引数
出力引数
アルゴリズム
リアプノフ指数は、以下の方法で計算されます。
まず、関数
lyapunovExponent
が、埋め込み次元 m とラグ τ を持つ、遅延した再構成 Y1:N を生成します。ある点
i
に対して、平均周期MinSeparation
を平均周波数の逆数としたとき、 となるような を満たす最近傍点 i* を求めます。[1]は、全拡大範囲のリアプノフ指数を次のように計算します。
ここで、Kmin および Kmax は
ExpansionRange
、dt
はサンプリング時間を表し、次の式が成り立ちます。リアプノフ指数の 1 つの値は、
polyfit
コマンドを使用して、前の手順から次のように計算されます。
参照
[1] Michael T. Rosenstein , James J. Collins , Carlo J. De Luca. "A practical method for calculating largest Lyapunov exponents from small data sets ". Physica D 1993. Volume 65. Pages 117-134.
[2] Caesarendra, Wahyu & Kosasih, P & Tieu, Kiet & Moodie, Craig. "An application of nonlinear feature extraction-A case study for low speed slewing bearing condition monitoring and prognosis." IEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Mechatronics: Mechatronics for Human Wellbeing, AIM 2013.1713-1718. 10.1109/AIM.2013.6584344.
[3] McCue, Leigh & W. Troesch, Armin. (2011). "Use of Lyapunov Exponents to Predict Chaotic Vessel Motions". Fluid Mechanics and its Applications. 97. 415-432. 10.1007/978-94-007-1482-3_23.
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バージョン履歴
R2018a で導入