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frameintervals

フレーム設定に基づいてフレーム区間を作成

R2020a 以降

説明

frameintervals は、診断特徴デザイナーで生成されたコードで使用される関数です。

intervals = frameintervals(range,framerate,framesize) は、指定されたデータ範囲内のすべてのフレームについて、指定されたフレーム レートとフレーム サイズを使用してフレームの開始時間と終了時間を含むフレーム区間を作成します。

たとえば、完全な信号は 0 秒に始まって 30 秒に終わるとします。framerateframesize の両方を 1 に設定して、連続する 1 秒のフレームを指定します。この場合、range[0 30] と等しくなり、intervals は区間 [0 1] から始まって区間 [29 30] で終わる 30 個の区間の table として返されます。

診断特徴デザイナーで生成されるコードでは、フレームベースのメンバーの処理を実行する際に frameintervals が使用されます。

intervals = frameintervals(___,Name,Value) は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用してフレーム区間を作成します。たとえば、frameintervals('FrameUnit','days') はフレーム区間を日数の単位で返します。名前と値のペアの引数は、他のすべての入力引数の後に指定します。

入力引数

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フレーム区間を作成するデータ範囲。2 要素の数値ベクトルまたは duration ベクトルとして指定します。

フレーム レート。連続する各フレームの開始点間の距離を表します。数値または duration 値として指定します。既定では、次の表に示すように、frameintervalsrange のデータ型と単位に応じて framerateframesize の単位を解釈し、intervals の単位とデータ型を設定します。

rangeframerate, framesizeframerateframesize の単位intervalsintervals の単位
数値数値range と同じ数値range と同じ
duration数値duration
durationdurationrange と同じdurationrange と同じ
durationdurationrange と異なるduration

フレーム サイズ。連続する各フレームの開始点と終了点の間の距離を表します。数値または duration 値として指定します。既定では、frameintervalsrange のデータ型と単位に応じて framesizeframerate の単位を解釈し、intervals の単位とデータ型を設定します。詳細については、framerate の表を参照してください。

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペア自体は順不同で構いません。

R2021a 以前は、名前と値をそれぞれコンマで区切り、 Name を引用符で囲みます。

例: frameintervals('FrameUnit','days')

フレームの単位。'FrameUnit'intervals を返す単位を識別する string で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。framerateframesize が数値で range が duration の場合、framerateframesize の単位も 'FrameUnit' で指定されます。

intervals の変数名。'VariableNames' と、開始点および終了点の名前を格納する 2 要素の string 配列または cell 配列で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

出力引数

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フレーム区間。nf 行 2 列の table として返されます。ここで、nf はフレームの数です。区間の値の変数名は、VariableNames で指定されます。既定では、intervals のデータ型と単位は rangeframerate のデータ型と単位に依存します。詳細については、framerate を参照してください。名前と値の引数 framesizeintervals の既定の単位をオーバーライドします。

バージョン履歴

R2020a で導入