集合演算
和集合、交差部分、集合メンバー
集合演算は 2 つの集合内の要素を比較して、共通点または相違点を見つけます。MATLAB® では、集合は数値、日付、時間、table、timetable、またはテキスト データの配列にすることができます。
ほとんどの集合演算では集合の厳密な等価性を比較しますが、浮動小数点演算のコンテキストにおいて、これは問題となることがあります。このため、許容誤差を伴う比較を実行するために関数 ismembertol と関数 uniquetol を利用することもできます。
関数
intersect | 2 つのデータ セットの共通集合 |
ismember | データの集合メンバーを検索する |
setdiff | 2 つのデータ セットの差分 |
setxor | 2 つのデータ セットの排他的 OR |
union | 2 つのデータ セットの和集合 |
unique | 一意の値 |
allunique | Determine if all values are unique (R2025a 以降) |
numunique | Number of unique values (R2025a 以降) |
ismembertol | 許容誤差内のデータの集合メンバーを検索する |
uniquetol | 許容誤差内の一意の値 |
join | キー変数を使用した 2 つの table または timetable の組み合わせ |
innerjoin | 2 つの table または timetable 間の内部連結 |
outerjoin | 2 つの table または timetable の間の外部連結 |
トピック
- 許容誤差を使用した類似するデータ点の平均化
この例では、許容誤差内の点のグループを平均化する方法を示します。この方法では、元のデータの全体的な形状を保ったままでデータ量を減らしたデータ セットを生成します。
- 許容誤差を使用した散布データのグループ化
この例では、散布データ点を対象となる点への近さに基づいてグループ化する方法を説明します。