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unregisterevent

実行時に COM オブジェクト イベントに関連付けられたイベント ハンドラーの登録を解除する

説明

unregisterevent(c,eventhandler) は、特定のイベント ハンドラー ルーチンの関連付けを、対応するイベントから削除します。一度イベントの登録を解除すると、オブジェクトはイベントに反応しません。コントロールの作成後は、常時イベントの登録を解除できます。

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Microsoft® Excel® ワークブックの Deactivate イベントから EvtDeactivateHndlr イベント ハンドラーの登録を解除します。

この例を実行するには、ワークブックを作成してイベントを登録します。

myApp = actxserver('Excel.Application');
wbs = myApp.Workbooks;
wb = Add(wbs);
registerevent(wb,{'Activate' 'EvtActivateHndlr'; 'Deactivate' 'EvtDeactivateHndlr'})
eventlisteners(wb)
ans =

  2×2 cell array

    'Activate'      'EvtActivateHndlr'  
    'Deactivate'    'EvtDeactivateHndlr'

Deactivate イベント ハンドラーの登録を解除します。MATLAB® は、登録されたまま (Activate) のイベントと、対応するイベント ハンドラーを示します。

unregisterevent(wb,{'Deactivate' 'EvtDeactivateHndlr'})
eventlisteners(wb)
ans =

  1×2 cell array

    'Activate'    'EvtActivateHndlr'

入力引数

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COM オブジェクト。関数ハンドルとして指定します。

イベントの発生時に呼び出す関数。cell 配列として指定します。イベントとイベント ハンドラーの両方を指定します。

イベントの名前を使用して、eventhandler 引数でイベントを指定します。eventhandler 引数で使用される string または文字ベクトルでは、大文字と小文字が区別されません。unregisterevent は数値イベント識別子を受け入れません。

制限

  • COM 関数は、Microsoft Windows® システムでのみ使用可能です。

バージョン履歴

R2006a より前に導入