COM イベント ハンドラー
registerevent
を使用してサーバー イベントを登録します。COM オブジェクトが認識するすべてのイベントをリストするには、関数 events
を使用します。
イベント ハンドラーに渡される引数
次の表に示すように、登録されたイベントがトリガーされると、MATLAB® はイベントからハンドラー関数に情報を渡します。
MATLAB 関数によって渡される引数
引数の順番 | 内容 | 形式 |
---|---|---|
| オブジェクト名 | MATLAB |
| イベント ID |
|
| イベント引数リストの開始 | コントロールによって渡されたとおり |
| イベント引数リストの終了 (引数 N) | コントロールによって渡されたとおり |
| イベント構造体 |
|
| イベント名 |
|
イベント ハンドラー関数を書き込む場合はイベント名引数を使用してイベントのソースを指定します。イベント引数リスト (引数 3
~ end-2
) からのコントロールによって渡される引数を取得します。すべてのイベント ハンドラーは可変数の引数を受け取らなければなりません。
function event (varargin) if (strcmp(varargin{end}, 'MouseDown')) % Check the event name x_pos = varargin{5}; % Read 5th Event Argument y_pos = varargin{6}; % Read 6th Event Argument end
メモ
渡される値は、使用される特定のイベントとコントロールにより異なります。
イベント構造体
MATLAB によって渡されるイベント構造体引数には、次の表に示されるフィールドが含まれています。
イベント構造体のフィールド
フィールド名 | 説明 | 形式 |
---|---|---|
| イベント名 |
|
| コントロール名 | MATLAB |
| イベント識別子 |
|
| イベント引数値 1 | コントロールによって渡されたとおり |
| イベント引数値 2 | コントロールによって渡されたとおり |
その他 | イベント引数 N | コントロールによって渡されたとおり |