speye

スパース単位行列

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構文

S = speye
S = speye(n)
S = speye(n,m)
S = speye(sz)
S = speye(___,typename)

説明

S = speye はスパースのスカラー 1 を返します。

S = speye(n) は、主対角に 1 をもち、それ以外に 0 をもつ n 行 n 列のスパース単位行列を返します。

例

S = speye(n,m) は、主対角に 1 をもち、それ以外に 0 をもつ n 行 m 列のスパース行列を返します。

例

S = speye(sz) は、主対角に 1 をもち、それ以外に 0 をもつ行列を返します。サイズ ベクトル sz は size(S) を定義します。たとえば、speye([2 3]) は 2 行 3 列の行列を返します。

例

S = speye(___,typename) は、指定されたデータ型のスパース行列を返します。前述の構文にある任意の入力引数の組み合わせに加えて、データ型を指定します。 (R2025a 以降)

例

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ライブ スクリプトを開く

1000 行 1000 列の正方スパース単位行列を作成し、スパース パターンを表示します。

I = speye(1000);
spy(I)

Figure contains an axes object. The axes object with xlabel nz = 1000 contains a line object which displays its values using only markers.

結果は sparse(eye(1000)) と同じになりますが、この後者のバージョンでは、スパース ストレージに変換する前の非スパース行列の表現用に一時ストレージが必要です。

ライブ スクリプトを開く

400 行 800 列のスパース単位行列を作成し、非ゼロのパターンを表示します。

S = speye(400,800);
spy(S)

Figure contains an axes object. The axes object with xlabel nz = 400 contains a line object which displays its values using only markers.

このコマンドは speye([400 800]) と等価です。

入力引数

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次元のサイズ。非負の整数スカラーとして指定します。

  • n が唯一の入力引数である場合、S は n 行 n 列の単位行列です。

  • n または m が 0 の場合、S は空行列です。

  • n または m が負の場合、0 として扱われます。

例: speye(4) は 4 行 4 列の単位行列を作成します。

例: speye(3,6) は 3 行 6 列の単位行列を作成します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

R2025a 以降

出力データ型。"double"、"single" または "logical" として指定します。

次元のサイズ。2 要素の行ベクトルとして指定します。行ベクトルの形式は [numRows numCols] です。

  • sz の要素が 0 の場合、S は空行列です。

  • sz の要素が負の場合、その要素は 0 として扱われます。

例: speye([4 5]) は 4 行 5 列の行列を作成し、speye(4,5) と等価です。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

出力引数

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出力行列。スパース単位行列として返されます。

拡張機能

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C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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参考

関数