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plotmatrix

散布図プロット行列

  • Scatter plot matrix

説明

plotmatrix(X,Y) は、Y の列に対する X の列の散布図を含む小座標軸の行列を作成します。Xpn 列の行列で、Ypm 列の行列の場合、plotmatrix は小座標軸の nm 列の行列を作成します。

plotmatrix(X) は、対角に沿った小座標軸が X の対応する列のデータのヒストグラム プロットに置き換えられる点を除いて plotmatrix(X,X) と同じです。たとえば、i 番目の列の対角に沿った小座標軸は、histogram(X(:,i)) に置き換えられます。

plotmatrix(___,LineSpec) は、散布図のライン スタイル、マーカー記号、色を指定します。LineSpec オプションは、前述の構文のいずれかの入力引数の組み合わせに続いて指定できます。

plotmatrix(ax,___) は、指定したターゲット座標軸にプロットします。ここで、ターゲット座標軸は、小座標軸に対する不可視の枠組みです。

[S,AX,BigAx,H,HAx] = plotmatrix(___) は、作成されたグラフィックス オブジェクトを次のように返します。

  • S – 散布図の chart line オブジェクト

  • AX – 各小座標軸の axes オブジェクト

  • BigAx – 小座標軸を囲む大きな座標軸の axes オブジェクト

  • H – ヒストグラム プロットの histogram オブジェクト

  • HAx – 非表示のヒストグラム座標軸の axes オブジェクト

BigAx は現在の座標軸 (gca) として残されるため、後続の titlexlabel または ylabel コマンドはこの大きな座標軸に合わせてテキストを中央に配置します。

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X を乱数データの行列として作成し、Y を整数値の行列として作成します。その後、Y の列に対する X の列の散布図行列を作成します。

X = randn(50,3);
Y = reshape(1:150,50,3);  
plotmatrix(X,Y)

MATLAB figure

図の行 i 列 j のサブプロットは、X の j 列目に対する Y の i 列目の散布図です。

乱数データの散布図プロット行列を作成します。行列の行 i 列 j のサブプロットは、X の j 列目に対する X の i 列目の散布図です。対角に沿って X の各列のヒストグラム プロットが配置されます。

X = randn(50,3);  
plotmatrix(X)

MATLAB figure

乱数データの散布図プロット行列を作成します。散布図のマーカーのタイプと色を指定します。

X = randn(50,3);  
plotmatrix(X,'*r')

MATLAB figure

LineSpec オプションは散布図のプロパティを設定します。ヒストグラム プロットのプロパティを設定するには、histogram オブジェクトを返します。

乱数データの散布図プロット行列を作成します。

rng default
X = randn(50,3);
[S,AX,BigAx,H,HAx] = plotmatrix(X);

MATLAB figure

散布図のプロパティを設定するには、S を使用します。ヒストグラムのプロパティを設定するには、H を使用します。座標軸のプロパティを設定するには、AXBigAx および HAx を使用します。プロパティの設定にはドット表記を使用します。

Figure の左下隅の散布図に色とマーカーのタイプを設定します。右下隅のヒストグラム プロットに色を設定します。title コマンドを使用して図にタイトルを付けます。

S(3).Color = 'g';
S(3).Marker = '*';  

H(3).EdgeColor = 'k';
H(3).FaceColor = 'g';  

title(BigAx,'A Comparison of Data Sets')

MATLAB figure

入力引数

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表示データ。行列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical

X に対してプロットするデータ。行列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical

ライン スタイル、マーカーおよび色。記号を含む文字ベクトルまたは string として指定します。記号の順番は任意です。3 つの特性 (ライン スタイル、マーカーおよび色) をすべて指定する必要はありません。たとえば、ライン スタイルを省略してマーカーを指定する場合、プロットはラインなしでマーカーのみを表示します。

例: '--or' は丸いマーカーをもった赤い破線

ライン スタイル説明結果として得られる線
'-'実線

Sample of solid line

'--'破線

Sample of dashed line

':'点線

Sample of dotted line

'-.'一点鎖線

Sample of dash-dotted line, with alternating dashes and dots

マーカー説明結果のマーカー
'o'

Sample of circle marker

'+'プラス記号

Sample of plus sign marker

'*'アスタリスク

Sample of asterisk marker

'.'

Sample of point marker

'x'十字

Sample of cross marker

'_'水平線

Sample of horizontal line marker

'|'垂直線

Sample of vertical line marker

's'正方形

Sample of square marker

'd'菱形

Sample of diamond line marker

'^'上向き三角形

Sample of upward-pointing triangle marker

'v'下向き三角形

Sample of downward-pointing triangle marker

'>'右向き三角形

Sample of right-pointing triangle marker

'<'左向き三角形

Sample of left-pointing triangle marker

'p'星形五角形

Sample of pentagram marker

'h'星形六角形

Sample of hexagram marker

色名省略名RGB 3 成分外観
'red''r'[1 0 0]

Sample of the color red

'green''g'[0 1 0]

Sample of the color green

'blue''b'[0 0 1]

Sample of the color blue

'cyan' 'c'[0 1 1]

Sample of the color cyan

'magenta''m'[1 0 1]

Sample of the color magenta

'yellow''y'[1 1 0]

Sample of the color yellow

'black''k'[0 0 0]

Sample of the color black

'white''w'[1 1 1]

Sample of the color white

すべての小座標軸の枠組みとなるターゲット座標軸。Axes オブジェクトとして指定します。この引数を指定しない場合、plotmatrix は現在の座標軸を使用します。

出力引数

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散布図の chart line オブジェクト。行列として返されます。これらは特定の散布図のプロパティのクエリと変更に使用できる一意の識別子です。

小座標軸の axes オブジェクト。行列として返されます。これらは特定の小座標軸のプロパティのクエリと変更に使用できる一意の識別子です。

大きな座標軸の axes オブジェクト。スカラー値として返されます。これは大きな座標軸のプロパティのクエリと変更に使用できる一意の識別子です。

histogram オブジェクト。ベクトルまたは [] として返されます。これらは特定の histogram オブジェクトのプロパティのクエリと変更に使用できる一意の識別子です。ヒストグラム プロットが作成されない場合、H は空の大かっことして返されます。

メモ

R2015b 以降、H は histogram オブジェクトのベクトルです。以前のリリースでこれは patch オブジェクトのベクトルでした。

ヒストグラムの非表示の座標軸の axes オブジェクト。ベクトルまたは [] として返されます。これらは特定の座標軸のプロパティのクエリと変更に使用できる一意の識別子です。ヒストグラム プロットが作成されない場合、HAx は空の大かっことして返されます。

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入