showFiSettingsImpl
クラス: matlab.System
System object の固定小数点データ型タブの表示
構文
flag = showFiSettingsImpl
説明
は、MATLAB® System ブロックのダイアログ ボックスに [データ型] タブを表示するかどうかを指定します。[データ型] タブには、MATLAB System ブロックでの固定小数点データの処理を制御するパラメーターが含まれます。タブに表示されるパラメーターを指定することはできません。flag
= showFiSettingsImplshowFiSettingsImpl
を実装する場合、シミュレーション モードはコード生成に設定されます。
[データ型] タブに表示されるパラメーターを以下に示します。これらはカスタマイズできません。
[整数オーバーフローで飽和] — 組み込み整数型の整数オーバーフロー時に行うアクションを制御するためのチェック ボックス。既定では、このチェック ボックスはオンになっており、飽和させることを示しています。[MATLAB System fimath] オプションとして [MATLAB と同じ] が選択されている場合も、これが既定の設定です。
[これらの継承される Simulink 信号タイプを fi オブジェクトとして扱う] — 継承されたどのデータ型を fi データ型として扱うかを示すプルダウン。使用可能なオプションは、以下のとおりです。
固定小数点
(既定値)固定小数点および整数
[MATLAB System fimath] には 2 つのラジオ ボタン オプション、
[MATLAB と同じ] (既定値) — MATLAB の現在の固定小数点演算の設定を使用します。
[それ以外を指定] — 目的の固定小数点演算の設定を指定するためのエディット ボックスを有効にします。
固定小数点演算の設定については、
fimath
(Fixed-Point Designer) を参照してください。
実行時の詳細
showFiSettingsImpl
は MATLAB System ブロックによって呼び出されます。詳細については、System object メソッドにマッピングされる Simulink エンジン フェーズ (Simulink)を参照してください。
メソッドのオーサリングのヒント
タブを表示しない場合は、このメソッドをクラス定義ファイルに実装する必要はありません。
このメソッドでは
Access = protected
と設定しなければなりません。
出力引数
例
バージョン履歴
R2016a で導入
参考
トピック
- プログラムによる System ブロック ダイアログ ボックスのカスタマイズ (Simulink)