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istriu

行列が上三角行列かどうかを判別

説明

tf = istriu(A) は、A上三角行列である場合、logical 1 (true) を返します。その他の場合は logical 0 (false) を返します。

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5 行 5 列の行列を作成します。

A = triu(magic(5))
A = 5×5

    17    24     1     8    15
     0     5     7    14    16
     0     0    13    20    22
     0     0     0    21     3
     0     0     0     0     9

行列が上三角行列かどうかをテストします。

istriu(A)
ans = logical
   1

主対角の下側の要素がすべてゼロなので、行列は上三角行列です。

5 行 5 列のゼロの行列を作成します。行列が上三角行列かどうかをテストします。

Z = zeros(5);
istriu(Z)
ans = logical
   1

上三角行列は主対角上に任意の数のゼロを含むことがあるので、結果は logical 1 (true) になります。

入力引数

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入力配列。A が 2 つを超える次元をもつ場合、istriu は logical 0 (false) を返します。

データ型: single | double | logical
複素数のサポート: あり

詳細

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上三角行列

主対角の下側の要素がすべてゼロの行列は、上三角行列です。また、主対角上の任意の数の要素も、ゼロである可能性があります。

たとえば、この行列は上三角行列です。

A=(1111012200130001)

対角行列は、上三角行列であると同時に下三角行列でもあります。

ヒント

  • 関数 triu を使用して、istriu が logical 1 (true) を返す上三角行列を作成します。

  • 関数 isdiagistriuistril は関数 isbanded の特殊形です。この関数の上方と下方のバンド幅を適切に定義して、同じテストをすべて実行することができます。たとえば、istriu(A) == isbanded(A,0,size(A,2)) のようになります。

拡張機能

バージョン履歴

R2014a で導入