contourslice
物体スライス平面内に等高線を描画する

構文
説明
例
単一スライスの等高線を描画
ボリューム データを通過する単一のスライス平面を作成し、データ値の等高線を描画します。
flow
データセットから行列 X
、Y
、Z
および V
を作成します。z = 0 のスライス平面内に V の等高線を描画します。
[X,Y,Z,V] = flow;
zslice = 0;
contourslice(X,Y,Z,V,[],[],zslice)
grid on
スライス平面内に等高線を描画
ボリューム データを通過する複数のスライス平面を作成します。各スライス平面にデータ値の等高線を描画します。等高線のレベルは MATLAB に選択させます。
V
を によって定義されるボリューム データの配列として作成します。値 -1.2
、0.8
および 2
で x 軸と直交する 3 つのスライス平面に等高線を描画します。空の配列を指定することにより、y 軸または z 軸と直交するスライス平面を作成しません。座標軸の表示を 3 次元表示に変更して、グリッド ラインを追加します。
[X,Y,Z] = meshgrid(-2:.2:2);
V = X.*exp(-X.^2-Y.^2-Z.^2);
xslice = [-1.2,0.8,2];
yslice = [];
zslice = [];
contourslice(X,Y,Z,V,xslice,yslice,zslice)
view(3)
grid on
等高線のレベルの指定とカラー バーの追加
ボリューム データを通過する複数のスライス平面を作成します。各スライス平面にデータ値の等高線を描画します。等高線を描画するレベルを指定します。次に、カラー バーを追加します。
値 -1.2
、0.8
および 2
で x 軸と直交する 3 つのスライス平面に等高線を描画します。-0.2
から 0.4
までのボリューム データに 0.01
の等間隔で等高線を描画します。カラー バーを追加して、データ値がどのように等高線の色にマッピングされているかを表示します。また、座標軸の表示を 3 次元表示に変更して、グリッド ラインを追加します。
[X,Y,Z] = meshgrid(-2:.2:2);
V = X.*exp(-X.^2-Y.^2-Z.^2);
xslice = [-1.2,0.8,2];
lvls = -0.2:0.01:0.4;
contourslice(X,Y,Z,V,xslice,[],[],lvls)
colorbar
view(3)
grid on
表面スライスに沿って等高線を描画
ボリューム データを通過する表面スライスを作成し、ボリューム データの表面に沿って等高線を描画します。描画する等高線のレベル数を指定します。
V
を によって定義されるボリューム データの配列として作成します。次に、 によって定義される表面に沿ってボリューム データのスライスを表示します。表面に沿って 20 本の等高線を描画します。座標軸の表示を 3 次元表示に変更して、グリッド ラインを追加します。
[X,Y,Z] = meshgrid(-5:0.2:5);
V = X.*exp(-X.^2-Y.^2-Z.^2);
[xsurf,ysurf] = meshgrid(-2:0.2:2);
zsurf = xsurf.^2-ysurf.^2;
contourslice(X,Y,Z,V,xsurf,ysurf,zsurf,20)
view(3)
grid on
入力引数
X
— x 軸座標のデータ
ベクトル | 3 次元配列
x 軸座標のデータ。ベクトルまたは V
と同じサイズの 3 次元配列として指定します。3 次元配列を指定する場合、関数 meshgrid
で生成されるものと同様に、単調かつ直交空間でなければなりません
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
Y
— y 軸座標のデータ
ベクトル | 3 次元配列
y 軸座標のデータ。ベクトルまたは V
と同じサイズの 3 次元配列として指定します。3 次元配列を指定する場合、関数 meshgrid
で生成されるものと同様に、単調かつ直交空間でなければなりません
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
Z
— z 軸座標のデータ
ベクトル | 3 次元配列
z 軸座標のデータ。ベクトルまたは V
と同じサイズの 3 次元配列として指定します。3 次元配列を指定する場合、関数 meshgrid
で生成されるものと同様に、単調かつ直交空間でなければなりません
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
V
— ボリューム データ
3 次元配列
ボリューム データ。3 次元配列として指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
xslice
— x 軸のスライス値
スカラー | ベクトル | []
| 行列
x 軸のスライス値。次のいずれかの形式で指定します。
例: [2 4]
は値 2 と 4 で x 軸に直交するスライス平面を描画します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
yslice
— y 軸のスライス値
スカラー | ベクトル | []
| 行列
y 軸のスライス値。次のいずれかの形式で指定します。
例: [2 4]
は値 2 と 4 で y 軸に直交するスライス平面を描画します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
zslice
— z 軸のスライス値
スカラー | ベクトル | []
| 行列
z 軸のスライス値。次のいずれかの形式で指定します。
例: [2 4]
は値 2 と 4 で z 軸に直交するスライス平面を描画します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
num
— 等高線の数
スカラー
各スライスの等高線の数。スカラーとして指定します。
例: 4
は各スライス内に 4 本の等高線を描画します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
lvls
— 等高線のレベル
ベクトル
等高線のレベル。ベクトルとして指定します。各スライスの特定レベルに単一の等高線を描画する場合は、[lvl lvl]
の形式でベクトルを指定します。
例: [1 3 5]
は各スライス内のレベル 1、3、5 に等高線を描画します。
例: [4 4]
は各スライス内のレベル 4 に単一の等高線を描画します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
method
— 内挿法
'linear'
(既定値) | 'cubic'
| 'nearest'
内挿法。次の値のいずれかとして指定します。
'linear'
— 対応する各次元で隣接するグリッド点の値の線形内挿。この値はスライスが表面の場合の既定値です。'cubic'
— 対応する各次元で隣接するグリッド点の値の 3 次内挿。'nearest'
— 最も近いグリッド点の値。この値はスライスが平面の場合の既定値です。
ax
— ターゲット座標軸
現在の座標軸 (既定値) | Axes
オブジェクト
ターゲット座標軸。Axes
オブジェクトとして指定します。座標軸を指定しない場合、contourslice
は現在の座標軸にプロットします。
アルゴリズム
関数 contourslice
は、プロットする前に既存のプロットをクリアしません。
拡張機能
GPU 配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用してグラフィックス処理装置 (GPU) 上で実行することにより、コードを高速化します。
使用上の注意事項および制限事項:
この関数は GPU 配列を受け入れますが、GPU 上では実行されません。
詳細については、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
分散配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用して、クラスターの結合メモリ上で大きなアレイを分割します。
使用上の注意事項および制限事項:
この関数は分散配列に対して演算を行いますが、クライアントの MATLAB® で実行されます。
詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入
参考
meshgrid
| slice
| interp3
| contour
| isosurface
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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