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パフォーマンスとメモリ
コードのプロファイリング、パフォーマンスの改善、必要なメモリの削減
コードは、特に最初の実装の場合、単純かつ読みやすく記述します。コードの最適化を急ぎ過ぎると、パフォーマンスを著しく向上させることなく、不必要にコードが複雑になる場合があります。速度が問題である場合には、コードの実行にどの程度の時間がかかるかを測定し、コードをプロファイリングしてボトルネックを特定します。必要に応じて、パフォーマンスを改善するための操作を行うことができます。
MATLAB® ではデータ ストレージが自動的に処理されます。ただし、メモリに問題がある場合は、メモリ要件を特定して、メモリをより効率的に使用する手法を適用できます。
アプリ
プロファイラー | パフォーマンスを向上させるためコードを実行し実行時間を計測 |
関数
トピック
コードでの測定とプロファイリング
- コードのパフォーマンスの測定
関数timeit
またはストップウォッチ タイマー関数のtic
およびtoc
を使用して、コードの実行時間を計測する。 - パフォーマンス向上のためのコードのプロファイリング
プロファイラーを使用してコード実行の所要時間を測定し、コードの中で最も時間を消費した行または実行されない行を特定する。 - 循環的複雑度を使用したコードの複雑度の測定
循環的複雑度に基づいてコードの複雑度を定量化する。
パフォーマンスの向上
- パフォーマンス向上の手法
コードのパフォーマンスを高速化するために検討できる手法がいくつかあります。
メモリ要件の特定と軽減
- MATLAB でのメモリの割り当て方法
MATLAB によるメモリの割り当て方法を理解することで、メモリを効率良く使用するコードを作成。 - メモリを効率的に使用するための対策
プログラムのメモリ使用量の削減、適切なデータ ストレージの使用、メモリの断片化の回避、および使用されたメモリの再利用。 - データの不要なコピーの回避
MATLAB では、値により関数入力を渡すときにメモリの最適化を適用できます。 - メモリ不足エラーの解決
MATLAB が要求されたメモリを割り当てることができない場合のエラーのトラブルシューティング。