cputime
MATLAB で使用される CPU 時間
説明
t = cputime
は、MATLAB® が起動されてから使用された合計 CPU 時間を返します。返される CPU 時間は秒単位で表されます。
cputime
を呼び出すたびに、関数の呼び出し時点まで MATLAB で使用された合計 CPU 時間が返されます。コードを実行するために使用された CPU 時間を測定するには、コードの実行前と実行後 2 回 cputime
を呼び出してから、返された値の差を計算します。
例
ヒント
コードのパフォーマンスを測定するには、関数
timeit
またはtic
およびtoc
を使用します。CPU 時間を測定する関数cputime
とは異なり、timeit
またはtic/toc
は時計時間を返します。たとえば、
pause
の CPU 時間は通常短くなります。tStart = cputime; pause(1) tEnd = cputime - tStart
tEnd = 0.1094
ただし、時計時間では、MATLAB の実行が一時停止された実際の時間が考慮されます。
tic pause(1) toc
Elapsed time is 1.000483 seconds.
詳細については、コードのパフォーマンスの測定を参照してください。
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入