関数の作成

無名関数、ローカル関数、入れ子関数などの関数の作成

関数には一連のコマンドが 1 つ以上含まれており、入力を受け入れて出力を返すことができます。コードが複数行の場合は、function キーワードを使用してファイル内で関数を定義します。たとえば、次の関数は価格に税金を加算します。

function total = addtax(price,taxrate)
     tax = price.*taxrate;
     total = price + tax;
end

あるいは、別の関数に渡す 1 行の関数を定義する場合、無名関数を作成できます。

MATLAB 言語構文

function 関数名、入力および出力の宣言

関数のファイルでの作成
入力を受け入れて出力を返すことができる複数のコマンドをプログラムファイルに格納する。
関数のタイプ

MATLAB^® で使用できる関数には、ローカル関数、入れ子関数、プライベート関数、無名関数など、いくつかのタイプがあります。
- 無名関数
- ローカル関数
- 入れ子関数
- プライベート関数
関数の優先順位

現在のスコープに同じ名前の関数が複数存在する場合、MATLAB は関数の優先順位を使用して、呼び出す関数を判別します。
- R2019b での関数の優先順位の変更に対するコードの更新
プログラムへのヘルプの追加
関数 help を使用したときにコマンドウィンドウに表示されるヘルプテキストをプログラムに追加する。
関数呼び出しの結果へのインデックス付け
このトピックでは、関数呼び出しによって作成された一時変数にドットインデックスを付ける方法を説明します。
関数用の [実行] ボタンの構成
[実行] ボタンを構成することにより、何らかの初期設定が必要な関数をエディターから実行する。