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関数用の [実行] ボタンの構成

関数は、入力を受け入れて出力を返すプログラム ファイルです。エディターから、入力引数値またはその他の追加設定が必要な関数を実行するには、 [実行] ボタンを構成します。

エディターで [実行] ボタンを構成するには、[実行] をクリックして 1 つ以上の実行コマンドを追加します。

以下に例を示します。

  1. 入力 x および y を使用して計算を実行し、結果を z に保存する関数 myfunction.m を作成します。

    function z = myfunction(x,y)
    z = x.^2 + y;
  2. [エディター] タブに移動して [実行] をクリックします。MATLAB® に、関数の実行に使用できるコマンドのリストが表示されます。

  3. リスト内の最後の項目をクリックし、テキスト "コードを入力して実行" を、必要な入力引数を含む関数への呼び出しに置き換えます。たとえば、テキスト result = myfunction(1:10,5) を入力すると、入力引数 1:10 および 5 を使用して myfunction を実行し、結果を変数 result に保存します。MATLAB は既定のコマンドを新しく追加されたコマンドに置き換えます。

    複数のコマンドを一度に実行するには、コマンドを同一行に入力します。たとえば、テキスト a = 1:10; b = 5; result = myfunction(a,b) を入力すると、変数 a および b を作成し、その後 ab を入力引数として使用して myfunction を呼び出します。

    メモ

    ベース ワークスペース内の変数と同じ名前の変数を作成する実行コマンドを定義すると、その実行コマンドを実行したときに、ベース ワークスペースの変数が実行コマンドの変数で上書きされます。

  4. [実行] ボタンをクリックします。MATLAB は、リスト内の最初の実行コマンドを使用して関数を実行します。たとえば、 [実行] をクリックし、コマンド result = myfunction(1:10,5) を使用して myfunction を実行します。MATLAB のコマンド ウィンドウに結果が表示されます。

    result =
    
         6     9    14    21    30    41    54    69    86 

    リスト内の別の実行コマンドを使用して関数を実行するには、[実行] をクリックして目的のコマンドを選択します。リストから実行コマンドを選択すると、選択したコマンドが [実行] ボタンの既定の設定となります。

    既存の実行コマンドの編集または削除を行うには、[実行] をクリックし、コマンドを右クリックして、[編集] または [Delete] を選択します。

メモ

[実行] ボタンを使用してライブ エディターでライブ関数を実行することは、MATLAB Online™ でのみサポートされています。 [実行] ボタンを使用してライブ関数を実行した場合、出力はコマンド ウィンドウに表示されます。インストールされている MATLAB のバージョンでライブ関数を実行するには、コマンド ウィンドウ、スクリプト、またはライブ スクリプトから関数を呼び出します。

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