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Figure のクリップボードへのコピー

R2025a 以降. 次を置き換え: Copy Figure to Clipboard from Edit Menu (R2024b).

Figure のコンテンツをクリップボードにコピーするには、次のいずれかの方法を使用します。

  • Figure ツールストリップを使用する[Figure] タブで [Figure のコピー] をクリックします。この方法では、寸法、解像度、コンテンツをピクセルとしてコピーするのかベクトル グラフィックスとしてコピーするのかなど、事前構成されたオプションが使用されます。これらのオプションには、MATLAB® の [設定] ウィンドウでアクセスできます。次のセクションでは、オプションを設定する方法について説明します。

  • copygraphics 関数を使用する — Figure を copygraphics 関数に渡します。この関数には、幅、高さ、解像度、コンテンツをピクセルとしてコピーするのかベクトル グラフィックスとしてコピーするのかなど、コンテンツのコピー方法を指定するいくつかの引数があります。詳細については、他のアプリケーションで使用するための Figure のエクスポートを参照してください。

  • 座標軸ツール バーを使用する — プロットの右上隅にある座標軸ツール バーの [エクスポート] ボタン の上にカーソルを置き、メニューを展開します。このメニューには、プロットをイメージまたはベクトル グラフィックスとしてコピーするためのオプションがあります。この方法を使用する場合、座標軸ツール バーを含むプロットのみをコピーできます。座標軸ツール バーの詳細については、プロット データの対話的な確認と解析を参照してください。

メモ

Figure ツールストリップと copygraphics 関数は、他のコンテナーまたはプロットに隣接するコンテナー (パネルなど) をコピーしません。子コンテナーを含む Figure のコンテンツ全体を取得するには、exportapp 関数を使用します。

Figure のコピー設定の指定

MATLAB の [設定] ウィンドウを使用して、Figure ツールストリップを使用して Figure をクリップボードにコピーするためのオプションを指定します。MATLAB はツールストリップから Figure をコピーするたびにこれらのオプションを使用しますが、これらのオプションは Figure の画面上の外観には影響しません。

これらのオプションにアクセスするには、[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。次に、[MATLAB][Figure のコピー] を選択します。

Figure Copy Settings page

次の表で各オプションについて説明します。

セクションオプション

出力サイズ

  • 画面上のサイズに合わせる — 画面上の Figure と同じサイズおよび解像度を使用して Figure のコンテンツをコピーします。このオプションが選択されている場合、他の出力オプションは無効になります。それらのオプションを有効にするには、[画面上のサイズに合わせる] チェックボックスをオフにします。

  • 縦横比を維持 — 元のグラフィックスの縦横比を維持します。たとえば、幅を変更すると、MATLAB は縦横比を維持するために高さを調整します。

  • — 指定された単位でのカスタムの幅。

  • 高さ — 指定された単位でのカスタムの高さ。

  • 単位 — 幅と高さの値の単位。単位を [ピクセル] に設定すると、[コンテンツ タイプ] リストは無効になり、値は [イメージ] に設定されます。他の単位のいずれかを選択すると、[コンテンツ タイプ] リストが再度有効になります。ただし、他の単位を選択した場合は、[コンテンツ タイプ][ベクトル] または [イメージ] として指定する必要もあります。

その他の設定

  • コンテンツ タイプ — コピーするコンテンツのタイプ。このリストのオプションにアクセスするには、[ピクセル] 以外の [単位] 値を選択します。

    • ベクトル — Figure をベクトル グラフィックスとしてコピーします。

    • イメージ — Figure をイメージとしてコピーします。

    • 自動 — MATLAB は、Figure のコンテンツに基づいてコンテンツ タイプを選択します。このオプションは、[画面上のサイズに合わせる] チェックボックスがオンの場合にのみ使用できます。

  • 解像度 (DPI) — イメージ コンテンツの 1 インチあたりのドット数 (DPI)。

  • 背景色 — 座標軸またはチャートの周囲の余白の色。ドロップダウン メニューから色を選択するか、ボックスで RGB 3 成分を指定できます。Figure の Color プロパティを設定し、[自動] を選択すると、背景は同じ色のままになります。Color プロパティを設定しない場合、[自動] では、色はライト テーマでは白に、ダーク テーマでは濃いグレー (ほぼ黒) に設定されます。

  • グレースケール — グレースケールのコンテンツをコピーします。

  • 既定の設定に戻す — すべてのオプションを既定値にリセットします。

参考

トピック