このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
mjs
mjs サービスのインストール、開始、停止またはアンインストール
構文
mjs install
mjs uninstall
mjs start
mjs stop
mjs console
mjs restart
mjs ... -mjsdef <mjs_defaults_file>
mjs ... -clean
mjs status
mjs -version
mjs -useonlinelicensing
説明
mjs サービスは、他のすべてのプロセスが実行され、それらと通信できる状態を確実に維持します。mjs サービスが実行されると、nodestatus
コマンドを使用して、mjs サービスとこれが保守するすべてのプロセスに関する情報を取得できます。
mjs
実行可能ファイルは、フォルダー
(Windows® オペレーティング システム) または matlabroot
\toolbox\parallel\bin
(UNIX® オペレーティング システム) にあります。Windows または UNIX コマンド ライン プロンプトで以下のコマンドを入力してください。matlabroot
/toolbox/parallel/bin
mjs install
は、Microsoft® Windows サービス コントロール マネージャーに mjs サービスをインストールします。これにより、Windows オペレーティング システムが起動する際に自動的にこのサービスが開始されます。サービスは開始前にインストールされていなければなりません。
mjs uninstall
は、Windows サービス コントロール マネージャーから mjs サービスをアンインストールします。別のユーザーとして mjs サービスをインストールする場合、まずこのサービスをアンインストールしてから、新しいユーザーとして再インストールしなければなりません。
mjs start
は、mjs サービスを開始します。これにより、必要なログおよびチェックポイントのディレクトリが作成され、mjs の既定のファイルで指定されたサービスが開始されます。
mjs stop
は、mjs サービスの実行を停止します。これにより、コンピューター上のすべてのジョブ マネージャーおよびワーカーが自動的に停止しますが、チェックポイント情報はそのまま保持されるため、mjs サービスが再開されたときに、これらは再度起動されます。
mjs console
は、バックグラウンドで実行されるサービスとしてではなく、現在のターミナル ウィンドウまたはコマンド ウィンドウのプロセスとして mjs サービスを開始します。
mjs restart
は、mjs stop
の後に mjs start
が続く動作と同等です。このコマンドは、UNIX オペレーティング システムでのみ使用できます。
mjs ... -mjsdef <mjs_defaults_file>
は、
にあるファイルではなく、mjs の既定として指定された代替ファイルを使用します。このファイルには、Linux 用 (matlabroot
/toolbox/parallel/binmjs_def.sh
) と Windows 用 (mjs_def.bat
) があります。下位互換性の詳細については、MATLAB Parallel Server の複数のバージョンの実行を参照してください。
mjs ... -clean
は、サービスのインストールまたは開始の前、あるいは停止またはアンインストールの後に、すべてのサービスのチェックポイント ファイルおよびログ ファイルの完全なクリーンアップを実行します。これにより、このサービスが保守していたジョブ マネージャーまたはワーカーに関する情報はすべて削除されます。
mjs status
は、mjs サービスのステータスをレポートして、mjs サービスが実行中か、実行にはどの PID を使用しているかを示します。mjs サービスのさらに詳しい情報を取得するには、nodestatus
を使用します。mjs status
コマンドは、UNIX オペレーティング システムでのみ使用できます。
mjs -version
は、mjs プロセスのバージョン情報を標準出力に出力してから終了します。
mjs -useonlinelicensing
は、確実にワーカーでオンライン ライセンスを使用させます。–useonlinelicensing
を指定しない限り、mjs
はネットワーク ライセンス マネージャーを使用します。