multithresh
Otsu 法を使用する複数レベルのイメージしきい値
説明
は Otsu 法を使用してイメージ thresh = multithresh(A)A に対して計算された 1 つのしきい値 thresh を返します。thresh を imquantize の入力引数として使用すると、イメージを 2 レベルのイメージに変換できます。
は Otsu 法を使用して、thresh = multithresh(A,N)N 個のしきい値を含む 1 行 N 列のベクトル thresh を返します。thresh を imquantize の入力引数として使用すると、イメージ A を N+1 個の離散レベルを持つイメージに変換できます。
例
入力引数
出力引数
アルゴリズム
multithresh はイメージ A 全体の集計ヒストグラムに基づいてしきい値を検出します。multithresh は RGB イメージを 3 次元の数値配列と見なし、3 つの色平面すべてを組み合わせたデータでしきい値を計算します。
multithresh は入力イメージ A の範囲 [min(A(:)) max(A(:))] を、以降の計算で使うヒストグラムを計算するための制限として使用します。multithresh は計算で NaNs を無視します。Infs と -Infs は、ヒストグラムの最初のビンと最後のビンでそれぞれカウントされます。
A 内の一意の値の数が N 個以下である縮退した入力には、Otsu 法を使用した有効な解はありません。このような入力の場合、戻り値 thresh には A のすべての固有の値と、場合によって任意に選ばれたその他の値がいくつか含まれます。
参照
[1] Otsu, N., "A Threshold Selection Method from Gray-Level Histograms," IEEE Transactions on Systems, Man, and Cybernetics, Vol. 9, No. 1, 1979, pp. 62-66.
拡張機能
バージョン履歴
R2012b で導入





