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programFPGA

SoC ボード上のプロセッサで FPGA をプログラムして対応するデバイス ツリーを設定する

R2022a 以降

    説明

    programFPGA(p,bitFile,dtbFile) は、bitFile で指定したビットストリームを使用して SoC デバイス上の FPGA をプログラムし、dtbFile で指定したプロセッサ用にデバイス ツリーを設定します。

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    Xilinx® SoC ボードに接続するためのハードウェア プロセッサ オブジェクトを作成します。このオブジェクトを使用すると、MATLAB® コマンド ラインで SoC ボードに搭載されている FPGA をプログラムしたり、SoC ボード上のプロセッサを通じて FPGA に接続する fpga オブジェクトを作成したりできます。

    Xilinx プロセッサ ハードウェア オブジェクトを作成し、Xilinx SoC ボードに搭載されているプロセッサに接続します。​

    p = xilinxsoc('192.168.1.101', 'root', 'root');

    FPGA をプログラムし、xilinxsoc オブジェクト関数 programFPGA を使用して SoC ボード上のプロセッサから対応するデバイス ツリーを設定します。

    programFPGA(p, "myBitstream.bit", "myDeviceTree.dtb");

    デバイス ツリーの詳細については、Generate Device Tree for IP Coreを参照してください。

    関数 fpga を使用して、SoC ボードに搭載されている FPGA に接続します。プロセッサ ハードウェア オブジェクト p を関数 fpga への入力として使用します。

    f = fpga(p);

    入力引数

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    MATLAB から特定の SoC ハードウェア ボード上のプロセッサへの接続を表すハードウェア プロセッサ オブジェクト。xilinxsoc オブジェクトまたは intelsoc オブジェクトとして指定します。

    FPGA をプログラムするのに使用するビットストリーム ファイルのパス。このファイルはホスト コンピューター上に存在している必要があります。​

    例: "myBitstream.bit"

    プロセッサの構成に使用するデバイスツリー blob ファイル。ファイルがホスト コンピューター上の指定したパスに存在している場合、そのファイルがホスト コンピューターから SoC ボードにコピーされます。ファイルがホスト コンピューター上に存在していない場合、ファイルは SoC ボード上の SD カードのフォルダー /mnt に存在している必要があります。

    デバイス ツリーには、プロセッサからアクセスする必要がある、ビットストリームのリソースに対応する特定のノードが含まれている必要があります。詳細については、Generate Device Tree for IP Coreを参照してください。

    例: "myDeviceTree.dtb"

    バージョン履歴

    R2022a で導入

    参考

    オブジェクト

    関数