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乗算器分割のしきい値

しきい値に基づく乗算器の分割

モデル コンフィギュレーション ペイン: 最適化 / リソース共有

説明

[乗算器分割のしきい値] パラメーターは、しきい値に基づいて設計内の乗算器を分割します。このしきい値は正の整数値 N でなければなりません。

設定

Inf (既定の設定)
N。N は 2 以上の整数。

N が乗算器の最大入力ビット幅になるように乗算器を分割します。

このパラメーターは、乗算器の最大入力ビット幅を指定します。乗算器に対する入力のうちの少なくとも 1 つのビット幅がしきい値より大きい場合、コード ジェネレーターは乗算器をより小さい乗算器に分割します。

ハードウェアのマッピングの結果を改善するために、乗算器分割のしきい値を DSP またはターゲット デバイス上の乗算器ハードウェアの入力ビット幅に設定します。

Inf

乗算器を分割しません。

ヒント

このプロパティを設定するには、関数 hdlset_param または makehdl を使用します。プロパティの値を表示するには、関数 hdlget_param を使用します。

たとえば、次のいずれかの方法を使用して sfir_fixed モデル内の symmetric_fir サブシステムの HDL コードを生成する際に MultiplierPartitioningThreshold16 に設定できます。

  • プロパティを引数として関数 makehdl に渡す。

    makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir', ... 
            'MultiplierPartitioningThreshold',16)
  • hdlset_param を使用すると、モデルにパラメーターを設定してから、makehdl を使用して HDL コードを生成できる。

    hdlset_param('sfir_fixed', 'MultiplierPartitioningThreshold',16)
    makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir')

推奨設定

推奨なし。

プログラムでの使用

パラメーター: MultiplierPartitioningThreshold
タイプ: 整数
値: 0 以上の整数
既定の設定: Inf

バージョン履歴

R2015a で導入