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データ型の変換

範囲の収集で説明するように範囲を収集した後、収集された理想範囲に基づいてモデル内のオブジェクトに対するデータ型を推奨して適用します。固定小数点ツールは、[固定小数点ツールによる変更に対して出力データ型の設定をロックする] パラメーターがオフになっている、設計対象のシステムのすべてのオブジェクトに対してデータ型を推奨します。

推奨設定の編集

ツールストリップの [データ型の変換] セクションで、[設定] メニューの下にある、設計対象のシステムのオブジェクトに対する推奨データ型を生成するために固定小数点ツールが使用する設定を設定します。

設定説明
推奨推奨

設計対象のシステムのオブジェクトに対して小数部の長さまたは語長を推奨するかどうかを選択します。

  • [語長] を選択すると、固定小数点ツールは範囲情報および指定された [既定の小数部の長さ] の値を使用して、モデル内のオブジェクトに対して語長を推奨します。

  • [小数部の長さ] を選択すると、固定小数点ツールは範囲情報および指定された [既定の語長] の値を使用して、モデル内のオブジェクトに対して最良精度の小数部の長さを推奨します。

符号付き/なしを推奨収集された範囲情報を使用して符号付き/なしを推奨するかどうかを選択します。
シミュレーションの最小/最大値に対する安全余裕 (%)収集されたシミュレーション範囲に適用する安全余裕を設定します。固定小数点ツールは指定された量を収集された範囲に追加し、このより広い範囲を推奨のベースとします。この設定の既定値は 2 パーセントです。
固定小数点への変換double/single 型の変換double または single のデータ型を現在指定している結果の推奨を生成するかどうかを選択します。
継承された型の変換現在継承されたデータ型が指定されている結果に対して推奨データ型を生成するかどうかを選択します。
既定の語長推奨に使用する既定の語長を選択します。この設定は [推奨] 設定が [小数部の長さ] に設定されるときのみ有効になります。この設定の既定値は 16 です。
既定の小数部の長さ推奨に使用する既定の小数部の長さを選択します。この設定は [推奨] 設定が [語長] に設定されるときのみ有効になります。この設定の既定値は 4 です。

信号の許容誤差の編集

信号のログを有効にしたモデルの信号で、絶対、相対、および時間の許容誤差を指定できます。システムの変換後、組み込み型実行をシミュレーションすると、[ブラウザーの実行] にはその組み込み型実行が、範囲収集の実行と比較して、指定された信号の許容誤差を満たすかどうかが表示されます。シミュレーション データ インスペクターで比較プロットを表示できます。

信号の許容誤差を指定するには、[信号許容誤差] ボタンをクリックします。ドロップダウンには信号のログが有効なモデルのすべての信号を含むテーブルがあります。許容誤差を登録する信号の右側のボックスにその信号の許容誤差を入力します。以下のいずれかの許容誤差のタイプを指定できます。

  • 絶対許容誤差 – 元の信号と変換された設計の信号との、受容可能な最大の差の絶対値。

  • 相対許容誤差 (%) – 元の出力と新しい設計の出力の間の最大相対差 (パーセンテージで指定)。たとえば、値 1e-2 は元の信号の値と変換された設計の信号の値との 1 パーセントの最大差を示します。

  • 時間の許容誤差 (秒) – 最大値と最小値によって比較する上限値と下限値が定義される時間間隔を定義します。

データ型の推奨

データ型を推奨する場合、固定小数点ツールは次の種類の範囲データを使用します。

  • 設計の最小値と最大値 — 通常、[出力の最小値] および [出力の最大値] などのパラメーターを使用してモデル オブジェクトの設計の範囲を指定します。これらの値を指定できるブロックのリストについては、信号範囲の指定が可能なブロック (Simulink)を参照してください。

  • シミュレーションの最小値と最大値 — 計測機能が有効なシステムをシミュレーションする場合、固定小数点ツールはモデル オブジェクトによって生成された最小値と最大値のログを作成します。[固定小数点の計測機能モード] パラメーターの詳細は、固定小数点の計測機能モードを参照してください。

  • 派生した最小値または最大値 ― 選択したシステムの最小値と最大値を派生させる場合、固定小数点ツールは、モデル内の信号の範囲情報を派生させるためにブロックに指定した設計の最小値と最大値を使用します。詳細については、範囲解析の機能についてを参照してください。

固定小数点ツールは、すべての使用可能な範囲データを使用して推奨データ型を計算します。

推奨を生成するには、[データ型を推奨] ボタン をクリックします。

推奨されたデータ型の適用

推奨データ型の確認後、この推奨されたデータ型をモデルに適用します。

固定小数点ツールを使用すると、データ型推奨をモデル内のオブジェクトに選択的に適用できます。スプレッドシートで [Accept] チェック ボックスを使用して、モデル オブジェクトに割り当てる推奨を指定します。

固定小数点ツールは推奨データ型をこのオブジェクトに適用します。既定では、推奨データ型がオブジェクトの現在のデータ型と異なる場合、[Accept] チェック ボックスがオンになります。

固定小数点ツールは推奨データ型を無視し、このオブジェクトの現在のデータ型は変更されません。

たとえば、オブジェクトが自動データ型指定に対しロックされている場合は、このオブジェクトに対する推奨は存在しません。

  1. 各結果を調べます。特定の結果について詳細を参照するには、結果を選択して [結果の詳細] ペインを調べます。

    ここでは、潜在的な問題またはエラーの説明と解決方法の提案も表示されます。推奨データ型で問題を生じる可能性がある結果には、警告 () またはエラー () のアイコンが付けられます。[結果の詳細] ペインに含まれる情報の詳細については、結果を調査して競合を解決を参照してください。

  2. 結果に対する推奨を受け入れない場合は、スプレッドシートでその結果に対する [Accept] チェック ボックスをオフにします。

    モデルに推奨を適用する前に、カスタマイズすることができます。スプレッドシートで [ProposedDT] セルをクリックし、データ型の表現を編集します。結果の中には、そのすべてが同じデータ型を共有しなければならないデータ型グループに属するものがあります。このような場合、固定小数点ツールはグループ内のすべての結果を更新するかどうかをの確認を行います。

  3. 推奨されたデータ型をモデルに書き込むには、[受け入れたデータ型を適用] ボタン をクリックします。

    モデル内のすべての警告を修正していない場合は、固定小数点ツールに警告ダイアログ ボックスが表示されます。

変換プロセスの次の手順を完了するには、新しい設定の確認を参照してください。

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