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max

fi オブジェクトの配列の最大要素

説明

M = max(A) は、fi 配列 A の異なる次元ごとの最大要素を返します。

  • A がベクトルの場合、max(A)A の最大要素を返します。

  • A が行列の場合、max(A) は、A の列をベクトルとして取り扱い、各列の最大要素を含む行ベクトルを返します。

  • A が多次元配列の場合、関数 max は、最初の大きさが 1 でない次元について演算し、最大値の配列を返します。

M = max(A,[],dim) は、次元 dim に沿った最大要素を返します。

[M,I] = max(___) は最大値のインデックスを検索し、前の構文の入力引数のいずれかを使用して配列 I に返します。最大値が複数回発生する場合は、最初に発生するインデックスが返されます。

C = max(A,B) は、A または B から得られた最大要素をもつ配列を返します。

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固定小数点ベクトルを作成し、ベクトルから最大値を返します。

A = fi([1,5,4,9,2],1,16);
M = max(A)
M = 
     9

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 11

固定小数点行列を作成します。

A = fi(magic(4),1,16)
A = 
    16     2     3    13
     5    11    10     8
     9     7     6    12
     4    14    15     1

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 10

2 番目の次元に沿って最大値を検索することにより各行の最大要素を検索します。

M = max(A,[],2)
M = 
    16
    11
    12
    15

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 10

出力ベクトル M は、各行の最大要素を含む列ベクトルです。

固定小数点行列を作成します。

A = fi(magic(4),1,16)
A = 
    16     2     3    13
     5    11    10     8
     9     7     6    12
     4    14    15     1

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 10

各列の最大要素を検索します。

M = max(A)
M = 
    16    14    15    13

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 10

出力 M は、A の各列の最大要素を含む行ベクトルです。

最大要素それぞれのインデックスを検索します。

[M,I] = max(A)
M = 
    16    14    15    13

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 10
I = 1×4

     1     4     4     1

ベクトル I には、M の最小要素に対するインデックスが含まれます。

同じサイズの固定小数点配列を 2 つ作成します。

A = fi([2.3,4.7,6;0,7,9.23],1,16);
B = fi([9.8,3.21,1.6;pi,2.3,1],1,16);

A または B の最大要素を検索します。

C = max(A,B)
C = 
    9.7998    4.7002    6.0000
    3.1416    7.0000    9.2300

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 11

C には、AB の対応する要素の各ペアの最大要素が含まれています。

複素数の固定小数点ベクトル a を作成します。

a = fi([1+2i,3+6i,6+3i,2-4i],1,16)
a = 
   1.0000 + 2.0000i   3.0000 + 6.0000i   6.0000 + 3.0000i   2.0000 - 4.0000i

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 12

関数は、大きさが最大の要素を取ることにより、複素数ベクトルの最大要素を検索します。

abs(a)
ans = 
    2.2361    6.7083    6.7083    4.4722

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 12

2 および 3 の位置にあるベクトル a の最大要素の大きさは 6.7083 です。関数 max は出力 x の最大要素と、出力 y のその要素のインデックスを返します。

[x,y] = max(a)
x = 
   3.0000 + 6.0000i

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 12
y = 2

インデックス 2 および 3 の要素の大きさが同じですが、その値が最初に出現する位置のインデックスが常に返されます。

入力引数

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入力 fi 配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。AB の次元は、いずれかがスカラーでない限り一致しなければなりません。

関数 max は NaN を無視します。

データ型: fi

複素数のサポート: あり

追加の入力 fi 配列または数値配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。AB の次元は、いずれかがスカラーでない限り一致しなければなりません。

関数 max は NaN を無視します。

データ型: fi|single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

複素数のサポート: あり

正の整数スカラーとして指定された、動作する対象の次元。dimfi オブジェクトにすることもできます。値を指定しない場合、既定値はサイズが 1 でない最初の配列次元です。

データ型: fi|single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

出力引数

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最大値。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として返されます。M のデータ型は常に入力と同じです。

インデックス。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として返されます。最大値が複数回発生する場合、I には値の最初の出現に対するインデックスが含まれます。I のデータ型は常に double です。

A または B の最大要素。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として返されます。

アルゴリズム

A または B が複素数のとき、関数 max は大きさが最大の要素を返します。2 つの大きさが等しい場合、max は最初の値を返します。この動作は、組み込みの関数 max が複素数間の等距離を解決する方法とは異なります。

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための Verilog および VHDL のコードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

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