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vertcat

fi オブジェクト配列を垂直方向に連結

説明

C = vertcat(A,B) は、AB のいずれかが fi オブジェクトである場合に、BA の末尾に垂直方向に連結します。

AB は同じ列数でなければなりません。多次元配列は最初の次元に沿って垂直方向に連結されます。残りの次元は一致していなければなりません。

C = vertcat(A1,A2,…An) は、A1,A2,…An のいずれかが fi オブジェクトである場合に、A1,A2,…An を垂直方向に連結します。

AB は同じ列数でなければなりません。多次元配列は最初の次元に沿って垂直方向に連結されます。残りの次元は一致していなければなりません。

vertcat は垂直に連結する配列に対して大かっこを使用することと同じです。たとえば、AB が互換性のある配列の場合、[A; B]vertcat(A,B) と等しくなります。

[a b;c d] のようにして、水平方向と垂直方向の連結を組み合わせることができます。

ab の行数が同じで、ab の列数の合計が c の列数に等しい場合、[a b; c] を使用できます。

[a b;[c d]] のように、連結表現内の行列を連結で構成できます。

メモ

fi オブジェクト C の連結行列の fimath オブジェクトと numerictype オブジェクトは、リスト A1,A2,…An の左端の fi オブジェクトから得られます。

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2 つの行列を作成し、それらを垂直方向に連結します。最初は大かっこの表記を使用して連結し、次に vertcat を使用して連結します。

A = fi([1 2 3; 4 5 6])
A = 

     1     2     3
     4     5     6

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 12
B = fi([7 8 9],0,8)
B = 

     7     8     9

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Unsigned
            WordLength: 8
        FractionLength: 4
C = [A; B]
C = 

    1.0000    2.0000    3.0000
    4.0000    5.0000    6.0000
    7.0000    7.9998    7.9998

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 12
D = vertcat(A,B)
D = 

    1.0000    2.0000    3.0000
    4.0000    5.0000    6.0000
    7.0000    7.9998    7.9998

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 12

連結行列 Dnumerictype は入力リストの左端の fi オブジェクトから得られることに注意してください。

入力引数

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1 番目の入力。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | fi
複素数のサポート: あり

2 番目の入力。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | fi
複素数のサポート: あり

入力のリスト。指定される順序で連結する要素のコンマ区切りリストとして指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | fi
複素数のサポート: あり

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。

HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための VHDL、Verilog および SystemVerilog のコードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入