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カスタムのターゲット

カスタム ターゲットは、MATLAB® 設計および Simulink® 設計をターゲット ハードウェアに展開するために作成するソフトウェア パッケージです。パッケージを使用すると、アプリケーションをハードウェアに最適化、プロトタイプ、検証、および展開するためのタスクを実行できます。target のクラスと関数を使用して実行できるタスクを次の表に示します。

タスク参照先
新しいハードウェア デバイスおよびハードウェア ボードを [ハードウェア実行] 設定に登録する。

新しいハードウェア デバイスの登録

target.Board

target.Processor

target.LanguageImplementation

CMake ベースのツールチェーンを使用してターゲット アプリケーションをビルドする。

カスタムの CMake ツールチェーン定義の作成

生成されたコードのコンパイル

ターゲット ハードウェアでアプリケーションを展開、ダウンロード、実行する。

target.ExecutionTool

target.SystemCommandExecutionTool

エクスターナル モード シミュレーション中にパラメーターを調整してターゲット アプリケーションの信号を監視する。

Simulink とターゲット ハードウェアの間のエクスターナル モードの接続性の設定

XCP 通信を使用したエクスターナル モード シミュレーション

XCP サーバー ソフトウェアのカスタマイズ

プロセッサインザループ (PIL) シミュレーションを実行して、MATLAB コードまたは Simulink モデルと生成されたコードとの間の数値的等価性をテストする。

Set Up PIL Connectivity by Using Target Framework

Configure and Run PIL Simulation

PIL シミュレーションを通じてコード実行プロファイリングを実行する。

Set Up PIL Connectivity by Using Target Framework

Create Execution-Time Profile for Generated Code

target のクラスと関数で定義されるカスタム ターゲットとともに実行できる追加のタスクを次の表に示します。

タスク 参照先
メイン ファイルを生成または登録して生成コードをスケジュールする

Deploy Applications to Target Hardware

Model Multicore Concurrent Tasking Application

メイン プログラム例の生成

Target operating system

Generate Source and Header Files with a Custom File Processing (CFP) Template

C 関数プロトタイプ コントロールのサポート

C++ クラス インターフェイス コントロールのサポート

ビルド フックを登録する。

sl_customization.m によるビルド プロセスのカスタマイズ

コード生成後のビルド プロセスのカスタマイズ

プロセッサ固有のコード置換ライブラリを使用して、生成されたコードを最適化する。コード置換
リアルタイム オペレーティング システムとデバイス ドライバーを統合する。

デバイス ドライバー

フックとカスタム設定でカスタム システム ターゲット ファイルを定義して、ターゲット固有の行動をビルド プロセスに追加する。

ターゲット プラットフォーム デバイスのカスタマイズ

システム ターゲット ファイルのカスタマイズ

STF_make_rtw_hook ファイルによるビルド プロセスのカスタマイズ

MathWorks® 参照ターゲットに基づく ARM® プロセッサ用のカスタム ソフトウェアを作成することもできます。例については、次を参照してください。