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Median Filter

メディアン フィルター

  • Median Filter block

ライブラリ:
DSP System Toolbox / Filtering / Filter Designs
DSP System Toolbox / Statistics

説明

Median Filter ブロックは、時間の経過に沿って入力信号の移動中央値を各チャネルで個別に計算します。このブロックでは、スライディング ウィンドウ法を使用して移動中央値を計算します。この手法では、各チャネル上で指定の長さのウィンドウをサンプルごとに移動させ、ウィンドウ内のデータの中央値をブロックで計算します。このブロックは、入力データのメディアン フィルター処理を経時的に実行します。詳細については、アルゴリズムを参照してください。

端子

入力

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ブロックで移動中央値を計算する対象のデータ。このブロックは、実数値または複素数値の m 行 n 列 (m ≥ 1、n ≥ 1) のサイズのマルチチャネル入力を受け入れます。また、可変サイズの入力も受け入れます。シミュレーションの実行中に各入力チャネルのサイズを変更できます。ただし、チャネルの数を変更することはできません。

データ型: single | double
複素数のサポート: あり

出力

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移動中央値の出力のサイズは入力のサイズと一致します。このブロックでは、スライディング ウィンドウ法を使用して移動中央値を計算します。詳細については、アルゴリズムを参照してください。

データ型: single | double
複素数のサポート: あり

パラメーター

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[ウィンドウの長さ] ではサンプルのスライディング ウィンドウの長さを指定します。

実行するシミュレーションのタイプを次のいずれかとして指定します。

  • コード生成 –– 生成された C コードを使用してモデルをシミュレートします。シミュレーションの初回実行時、Simulink® は対象ブロックの C コードを生成します。モデルが変更されない限り、Simulink は後続のシミュレーションでその C コードを再利用します。このオプションを使用すると、起動時間は長くなりますが、以降のシミュレーションは [インタープリター型実行] に比べて速くなります。

  • インタープリター型実行 –– MATLAB® インタープリターを使用してモデルをシミュレートします。このオプションを使用すると、起動時間は短くなりますが、以降のシミュレーションは [コード生成] に比べて遅くなります。

ブロックの特性

データ型

double | single

多次元信号

いいえ

可変サイズの信号

はい

アルゴリズム

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拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2016b で導入