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シーンをカスタマイズするためのサポート パッケージのインストール

Unreal® Editor のインストール環境でシーンをカスタマイズし、Simulink® でそのシーン内でシミュレートするには、まず Automated Driving Toolbox Interface for Unreal Engine Projects をインストールする必要があります。

メモ

以下のインストール手順は "R2024a" に適用されます。以前のリリースを使用している場合は、他のリリースのドキュメンテーションを参照してください。

ソフトウェアおよびハードウェア要件の確認

サポート パッケージをインストールする前に、ご使用の環境がUnreal Engine Simulation Environment Requirements and Limitationsに記載されている最小ソフトウェアおよびハードウェア要件を満たしていることを確認してください。

サポート パッケージのインストール

Automated Driving Toolbox™ Interface for Unreal Engine® Projects サポート パッケージをインストールするには、次の手順に従います。

  1. MATLAB® [ホーム] タブの [環境] セクションで [アドオン][アドオンの入手] を選択します。

    Add-Ons menu with Get Add-Ons selected

  2. [アドオン エクスプローラー] ウィンドウで Automated Driving Toolbox Interface for Unreal Engine Projects サポート パッケージを検索します。[インストール] をクリックします。

    メモ

    インストール フォルダーに対する書き込み権限がなければなりません。

サポート パッケージを使用したシーンのカスタマイズの設定

Automated Driving Toolbox Interface for Unreal Engine Projects サポート パッケージには、次のコンポーネントが含まれています。

プラグイン

  • AutoVrtlEnv フォルダー — AutoVrtlEnv.uproject ファイルおよび対応するサポート ファイルが含まれている Unreal Engine プロジェクト フォルダー。このプロジェクトには、Simulation 3D Scene Configuration ブロックの [シーン名] パラメーターから選択できる、あらかじめ用意されたシーンの編集可能版が含まれています。Simulink から .uproject ファイルを開く必要があります。

  • MathWorkSimulation — Simulink と Unreal Editor 間の接続を確立するプラグイン。コシミュレーションに必要です。

  • MathWorksAutomotiveContent — Unreal Editor を使用して変更できる自動車関連オブジェクトの要素を含むプラグイン。コシミュレーションに必要です。

  • RoadRunnerMaterials — RoadRunner シーンで使用されるオブジェクトおよびベース マテリアルの特徴を含むプラグイン。

RoadRunner プロジェクト

RoadRunnerProject フォルダー — RoadRunner シーン編集ソフトウェアを使用して直接編集できる、あらかじめ用意されたシーンが含まれているフォルダー。このフォルダーには次のサブフォルダーがあります。

    • Scenes — あらかじめ用意されたすべてのシーンのシーン ファイルが含まれているフォルダー。

    • Assets — あらかじめ用意されたシーンの作成に使用されたアセットが含まれているフォルダー。

シーンのカスタマイズを設定するには、AutoVrtlEnv プロジェクトおよび MathWorksSimulation プラグイン フォルダーをローカル マシンにコピーする必要があります。

サポート パッケージのインストールと設定が終わったら、シーンのカスタマイズを開始できます。Automated Driving Toolbox Interface for Unreal Engine Projects サポート パッケージの以前のリリースを使用して開発されたプロジェクトを使用する場合は、現在サポートされている Unreal Editor バージョンとの互換性をもたせるためにプロジェクトを移行する必要があります。以前のサポート パッケージを使用して開発したプロジェクトの移行を参照してください。それ以外の場合は、Customize Scenes Using Simulink and Unreal Editorを参照してください。

ローカル フォルダーへの AutoVrtlEnv プロジェクト、および MathWorksSimulationMathWorksAutomotiveContent のプラグインのコピー

シーンをカスタマイズできるように、ローカル マシンのフォルダーにサポート パッケージのコンポーネントをすべてコピーし、環境を構成するには、関数 copyExampleSim3dProject を使用します。たとえば、次のコードはプロジェクト ファイルを C:\project にコピーします。

localFolder = "C:\project"
sim3d.utils.copyExampleSim3dProject(localFolder);
プラグイン ファイルは既定の場所、c:\Program Files\Epic Games\UE_5.1\Plugins\Marketplace\Mathworks にコピーされます。Unreal Engine を別の場所にインストールする場合は、引数 PluginDestination を指定します。

(オプション) ローカル フォルダーへの RoadRunnerProject プロジェクト フォルダーのコピー

RoadRunner を使用して、あらかじめ用意されたシーンを直接編集するには、RoadRunnerProject プロジェクトをローカル マシンにコピーします。

  1. プロジェクトが含まれているサポート パッケージ フォルダーのパスを指定します。また、プロジェクトをコピーする先のローカル フォルダーを指定します。次のコードでは、前のセクションと同じサポート パッケージ パスとローカル フォルダー パスを使用しています。

    rrProjectSupportPackageFolder = fullfile( ...
        matlabshared.supportpkg.getSupportPackageRoot, ...
        "toolbox","shared","sim3dprojects","spkg","roadrunner", ...
        "RoadRunnerProject");
    rrProjectLocalFolder = fullfile(localFolder,"roadrunner/RoadRunnerProject");
  2. サポート パッケージ フォルダー内の RoadRunnerProject プロジェクトをコピー先のローカル フォルダーにコピーします。

    if ~exist(rrProjectLocalFolder,"dir")
        copyfile(rrProjectSupportPackageFolder,rrProjectLocalFolder);
    end
    

    これで、あらかじめ用意されたシーンおよびアセットがすべて、指定したローカル フォルダーに配置されました。

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