Main Content

Web アプリの作成

App Designer の前提条件

Web アプリをパッケージ化してデプロイするには、事前に MATLAB® App Designer を使用してアプリを作成する必要があります。詳細については、App Designer を使用した簡単なアプリの作成と実行を参照してください。

Web アプリをパッケージ化して作成する手順

  1. MATLAB コマンド ラインで「webAppCompiler」と入力し、Web アプリ コンパイラ アプリを開きます。

  2. ツールストリップの [メイン ファイル] セクションで ボタンをクリックして、アプリ デザイナー ファイル .mlapp をプロジェクトに追加します。アプリ名、作成者、概要、説明、バージョンなどのアプリに関する情報を含む [アプリの詳細] セクションが含まれるように、Web アプリ コンパイラのサイズが自動的に変更されます。[アプリの詳細の編集] をクリックして、App Designer 内でアプリに関する情報を編集できます。[更新] をクリックし、行った変更で Web アプリ コンパイラを更新します。

  3. (オプション) [Copy web app to server app folder] チェック ボックスをオンにし、Web アプリ アーカイブ (.ctf ファイル) を自動的にコピーするサーバー上のアプリ フォルダーへのパスを指定します。このチェック ボックスをオフのままにすると、Web アプリ コンパイラは Web アプリ アーカイブ (.ctf ファイル) をプロジェクト フォルダーに作成します。Web アプリ アーカイブ (.ctf ファイル) をサーバー上のアプリ フォルダーに手動でコピーするか、アップロードする必要があります。詳細については、MATLAB Compiler の MATLAB Web App Server の開発用バージョンの構成を参照してください。

  4. サポート ファイルがある場合は、[アプリケーションの実行に必要なファイル] セクションに追加します。サポート ファイルには、MAT ファイル、Web アプリで使用されるイメージ、またはユーザーが作成し MATLAB Compiler™ が見つけられない MATLAB 関数が含まれます。

  5. [パッケージ化] をクリックしてアプリをパッケージ化し、Web アプリ アーカイブ (.ctf ファイル) を作成します。

    開いた [プロジェクトを保存] ダイアログ ボックスで、プロジェクト名、および Web アプリ プロジェクトを保存する場所を指定します。Web アプリ コンパイラによりプロジェクトが保存され、[パッケージ] ダイアログ ボックスが開きます。

  6. パッケージ化が完了したら、[パッケージ] ダイアログ ボックスで、[出力フォルダーを開く] をクリックします。この手順で、以下のファイルを含むプロジェクト フォルダーが開きます。

    • webAppArchiveName.ctf

    • mccExcludedFiles.log

    • PackagingLog.html

    • requiredMCRProducts.txt

    ログ ファイル PackagingLog.html を表示して、Web アプリ アーカイブのパッケージ化および作成に使用された正確な mcc 構文を確認できます。

  7. Web アプリを使用するには、Web アプリ アーカイブ ファイル webAppArchiveName.ctf をデプロイします。詳細については、Web アプリのデプロイを参照してください。

互換性についての考慮事項

多くの場合、あるプラットフォームで Web アプリ アーカイブ (.ctf ファイル) を生成し、サポートされる他の任意のプラットフォームで実行中のサーバーにデプロイできます。MEX ファイルや Simulink® シミュレーションなど、オペレーティング システム固有の依存関係またはコンテンツをアプリケーションに追加しない限り、生成されるアーカイブはプラットフォームに依存しません。

関連するトピック