semianalytic
半解析的手法を使用した BER
構文
説明
関数 semianalytic は、半解析的手法を使用して、指定されたビットあたりのエネルギー対ノイズ パワー スペクトル密度比 (Eb/N0) レベルにおける通信システムのビット エラー レート (BER) を計算します。システムは複素ベースバンド信号 txsig を送信し、ノイズのない複素ベースバンド信号 rxsig を受信します。関数は受信信号 rxsig をフィルター処理してから、各複素数値に対してガウス ノイズ分布を解析的に適用することで、受信された各 IQ シンボルのシンボル エラー確率を決定します。関数は受信信号全体に対する誤り確率を平均し、全体の誤り確率を決定します。それぞれのシンボル エラー確率について、関数はグレイ符号化された信号コンスタレーションを想定して BER を返します。詳細については、半解析的手法を使用する状況を参照してください。
例
入力引数
出力引数
制限
関数 semianalytic には、通信システムに関するいくつかの仮定があります。通信システムが半解析的手法および関数 semianalytic に適しているかどうかを確認するには、半解析的手法を使用する状況を参照してください。
詳細
参照
[1] Jeruchim, Michel C., Philip Balaban, and K. Sam Shanmugan. Simulation of Communication Systems. Second edition. Boston, MA: Springer US, 2000.
[2] Pasupathy, S. “Minimum Shift Keying: A Spectrally Efficient Modulation.”IEEE® Communications Magazine (July, 1979): 14–22.
バージョン履歴
R2006a より前に導入
