rsenc
リード・ソロモン符号化器
構文
code = rsenc(msg,n,k)
code = rsenc(msg,n,k,genpoly)
code = rsenc(...,paritypos
)
説明
code = rsenc(msg,n,k)
は、狭義の生成多項式で [n
,k
] リード・ソロモン符号を使用して、msg
内のメッセージを符号化します。msg
は、それぞれ m ビットをもつシンボルのガロア配列です。msg
の各 k
要素行は、メッセージ ワードを表します。左端のシンボルが最上位シンボルです。n
は最大でも 2m-1 です。n
が正確に 2m-1 でない場合、rsenc
は短縮リード・ソロモン符号を使用します。パリティ シンボルは、出力ガロア配列 code
の各ワードの末尾にあります。
code = rsenc(msg,n,k,genpoly)
は、genpoly
の空でない値がコードの生成多項式を指定する以外は、上記の構文と同じです。この場合、genpoly
は生成多項式の係数を降べきの順に並べたガロア行ベクトルです。生成多項式は次数 n-k
をもたなければなりません。既定の狭義の生成多項式を使用する場合、genpoly
を []
に設定します。
code = rsenc(...,
は、paritypos
)rsenc
が code
を作成するためにパリティ シンボルを入力メッセージの末尾に追加するのかそれとも先頭に追加するのかを指定します。paritypos
は 'end'
または 'beginning'
です。既定の設定は 'end'
です。
例
制限
n
および k
の差は偶数の整数でなければなりません。n
は、7 ~ 65535 でなければなりません。
バージョン履歴
R2006a より前に導入