Binary Linear Decoder
バイナリ ベクトル データを復元するために線形ブロック符号を復号化する
ライブラリ
Error Correction and Detection の Block サブライブラリ
説明
Binary Linear Decoder ブロックは、線形ブロック符号のバイナリ コードワード ベクトルからバイナリ メッセージ ベクトルを復元します。
[Generator matrix] パラメーターはブロック符号の生成行列です。正しく復号化するには、これは対応する Binary Linear Encoder ブロックの [Generator matrix] パラメーターと一致していなければなりません。N がコードのコードワード長である場合、[Generator matrix] には N 列が含まれていなければなりません。K がコードのメッセージ長である場合、[Generator matrix] パラメーターには K 行が含まれていなければなりません。
このブロックは N 要素を含む列ベクトル入力信号を受け入れます。このブロックは、K 要素の長さで列ベクトルを出力します。
復号化器は、[Decoding table] パラメーターを使用して、誤りを訂正しようとします。[Decoding table] がスカラー 0 である場合、ブロックは既定で Communications Toolbox™ の関数 syndtable
によって生成されるテーブルに設定されます。それ以外の場合、[Decoding table] は 2N-K-by-N バイナリ行列になるはずです。この行列の r 番目の行は、シンドロームが 10 進整数値 r-1 の受信したバイナリ コードワードです。受信したコードワードのシンドロームは、パリティ チェック行列の転置の結果です。
各ブロックの端子でサポートされるデータ型については、このページのサポートされているデータ型の表を参照してください。
パラメーター
- Generator matrix
Binary Linear Encoder ブロック内と同じコードの生成行列。
- Decoding table
各コードワードのシンドロームの訂正ベクトルをリストする 2N-K 行 N 列の行列、またはスカラー 0 (この場合、ブロックは既定で [Generator matrix] パラメーターに対応するテーブルに設定されます)。
サポートされているデータ型
端子 | サポートされているデータ型 |
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In |
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Out |
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ペア ブロック
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入