nrPDSCHConfig
PDSCH 構成パラメーター
説明
nrPDSCHConfig オブジェクトは、TS 38.211 の Section 7.3.1、7.4.1.1、および 7.4.1.2[1]で定義されているように、物理ダウンリンク共有チャネル (PDSCH) 構成パラメーターを設定します。
このオブジェクトは、PDSCH 処理チェーン (スクランブリング、シンボル変調、レイヤー マッピング、バーチャル リソース ブロック (VRB) から物理リソース ブロック (PRB) へのインターリーブ、予約ソース パターンによるリソース エレメント (RE) のマッピングなど) に含まれるすべてのプロパティを定義します。このオブジェクトには、関連する物理基準信号 (復調基準信号 (DM-RS) や位相トラッキング基準信号 (PT-RS) など) のプロパティも含まれます。
既定の nrPDSCHConfig オブジェクトは、マッピング タイプ A の単一レイヤーの PDSCH、QPSK 変調、単一スロット内での 52 個のリソース ブロックと 14 個の OFDM シンボルのリソース割り当て、単一シンボルの DM-RS タイプ 1 を構成します。この構成は、既定の nrCarrierConfig オブジェクトに関する全リソースの割り当てに対応します。
作成
説明
は、既定のプロパティを使って PDSCH 構成オブジェクトを作成します。pdsch = nrPDSCHConfig
は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用してプロパティを指定します。各プロパティを引用符で囲みます。たとえば、pdsch = nrPDSCHConfig(Name,Value)'NSizeBWP',200,'NumLayers',7 は、bandwidth part (BWP) 内の 200 個の PRB、および 7 個のトランスミッション レイヤーを指定します。指定していないプロパティは既定値になります。
プロパティ
例
参照
[1] 3GPP TS 38.211. “NR; Physical channels and modulation.” 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network.