MATLABならできる|外観検査の自動化・内製化・手の内化
概要
外観検査の自動化は、生産システムにおける効率的な品質管理にとって不可欠であり、製造業やインフラ産業で広く行われています。例えば製造業における外観検査においては、ラインに流れてくる製品の外観写真を取得し、これに画像解析を加えることで良否を判定し、判定結果に応じて仕分けます。近年、AIが進化したことにより、この画像解析をAIが代替できるようになり、従来は困難であった判定も可能になりつつあります。
一般に、外観検査において必要なステップは、画像取得、画像解析、仕分けの3ステップですが、画像解析までと、仕分けの部分で、必要になる専門知識は変わります。また、AI導入する場合、従来の画像解析と異なり、データの準備やモデル開発といった、AIならではの専門知識も必要になります。このように、異なる専門性が必要になり、その習得の困難さが内製化・手の内化への障壁となることがあります。本セミナーでは、外観検査システム開発の各工程において、専門知識習得の負担を下げつつ、MATLABで どのように開発をすすめられるのか、ワークフローの全体像、および具体的な手順についてご説明します。
さらに
- 学習データが用意できずお困りの方には、異常データを必要としない手法を
- AI モデルのさらなる精度向上を目指したい方には、MATLABで利用いただける最新アルゴリズムを
- 機器へのデプロイでお困りの方には、機器セットアップからハードウェア連携までの具体的手順を デモを交えてご紹介します。
また、エンジニア育成について不安のある企業様には、内製化を支援させていただくコンサルティング、トレーニングサービスをご紹介します。
ハイライト
- 外観検査システム開発ワークフローの概要と具体的手順
- 機器セットアップからハードウェア連携までの具体的手順
- 外観検査自動化・内製化に向けたMathWorksの支援サービス
講演者について
上野 敬志(うえの たかし)MathWorks Japanアプリケーションエンジニアリング部
菱田 寛之(ひしだ ひろゆき)MathWorks Japanアプリケーションエンジニアリング部
池田 智志(いけだ さとし)MathWorks Japanテクニカルコンサルティング部
録画: 2024 年 9 月 5 日