Model-Based Designを使いこなす!製品開発プロセス全体の向上と変革
日本信号株式会社 高橋 昌秀
新製品開発プロジェクトにおけるプログラム作成工数の削減のために導入を開始したMATLAB®/Simulink®であったが、単なる自動コード生成ツールとしての利用に留まらず、ソフトウェア設計プロセスを始めとした製品開発プロセス全体を見直す契機となった。製品開発プロセスのModel-Based Design化により各プロセスの構造化を進め、システム設計領域とソフトウェア設計領域の重複を排除し、従来のHILS (hardware-in-the-loop simulator)の拡充およびSILS (software-in-the-loop simulator)の導入による検証環境の改善へと繋げた。これらの「Model-Based Designを使いこなすための取り組み」について紹介する。
公開年: 2022 年 6 月 2 日