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【東大×MATLAB】先進的航空機の研究・開発事例ご紹介: 機体モデリングから飛行制御、自律飛行まで

概要

先進的航空機の研究・開発の最新事例とソリューションについてご紹介いたします。

近年、航空機システムの電動化、飛行制御技術の高性能化、ドローンやUAVといった無人航空機の普及など、航空機開発の需要が広がっています。特に発展がめざましいAIの活用を中心に、開発に求められる要求が高性能化しており、従来的な実機ベースでの開発ワークフローだけでなく、シミュレーションを基軸としたモデルベースデザイン(MBD)によって開発効率を高めていこうという取り組みが盛り上がってきています。

MATLABおよびSimulink は飛行制御のためのアルゴリズム開発から機体のプラントモデリング、シミュレーション、仮想テスト、自動コード生成、実装までの一連の開発プロセスをサポートする統合開発環境を提供しています。とりわけ、近年では、機械学習やディープラーニングなどの認知アルゴリズムから自律ロボティクス分野の判断・意思決定に共づく自動経路生成技術など幅広いソリューションの提供を行っています。

本セミナーでは東京大学 土屋 武司 教授 をお招きし、航空機関連の研究教育事例についてご講演をいただきます。

MathWorksからは航空機開発に関する最新事例やソリューションについてご紹介いたします。

MATLABおよびSimulink をご存知の方も、そうでない方もぜひご参加ください。

ハイライト

  • 航空機開発の最新トレンド・課題
  • 航空機の飛行制御,設計に関する研究・教育とMATLAB活用事例
  • フライトコントローラ開発のためのモデリングとシミュレーション
  • 自律無人航空機開発ソリューション

講演者について

土屋武司(つちやたけし)

東京大学 大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授

2000年に,東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 博士課程を修了し,博士(工学)を取得.その後,航空宇宙技術研究所(現在のJAXA)研究員となり,2002年同専攻の専任講師に就任.2007年,助教授(後に准教授),2015年より現職を務める.航空機の飛行力学及び飛行制御に関する教育研究に従事し,制御理論,最適化理論,複合領域最適化,航空機の飛行安全向上及び効率化に向けた研究,極超音速機,将来宇宙輸送システム(スペースプレーン),飛行ロボット(ドローン,固定翼無人機,マルチコプターなど)の研究開発を行っている.

能戸 フレッド(のと ふれっど) 

MathWorks Japan ロボティクス・自律システムインダストリーマネージャー

2006年から、米国航空防衛会社ノースロップグラマンでモバイルロボティクスや無人航空機などの制御システム研究・開発をGNCエンジニアとして務める。2012年にMathWorksにアプリケーションエンジニアとして入社。2018年から現職。多業界の無人・自律システム開発に対するモデルベース開発の推進に尽力している。

岩本 光平(いわもと こうへい)

MathWorks Japan アプリケーションエンジニア

大学は航空宇宙工学を専攻し、宇宙往還機の誘導制御技術に関する研究を行う。2014年から総合電機メーカーにて発電プラントのプロセスシミュレーションや制御系開発の業務に従事。2018年にMathWorks Japanに入社し、主に制御系設計、プラントモデリング、MBD開発に関する技術領域を担当している。

木川田 亘(きかわだ とおる)

MathWorks Japan アプリケーションエンジニア

電気メーカーにて画像処理LSI,画像センサー開発に従事.2014年にMathWorks Japanにアプリケーションエンジニアとして入社し,主に画像処理,信号処理,SLAMLiDAR, ディープラーニング,自動運転,自律ロボットに関係する技術領域を担当している.

録画: 2022 年 8 月 23 日

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