MATLABを用いた企画段階におけるRDE開発環境の構築とその活用
株式会社いすゞ中央研究所 大久保 泰宏
実路での排ガス試験(RDE)に対応したエンジン開発を行うためにMATLAB®を用い欧州のRDE法規要件を満足する走行パターンをランダムに自動生成するツールを開発した。このツールで生成された複数のパターンを車両統合シミュレーション環境を使ってバーチャル走行することで排出ガス規制への適合が困難となる走行パターンを見出すことが可能となり、商品開発の企画段階においてワーストケースを想定したデバイスや制御開発が可能となった。
公開年: 2021 年 6 月 8 日