LiDARや画像による農業・林業分野での3Dデータ解析
東京大学 板倉 健太
農業や林業の分野では、手動による計測など多大な労力を要する作業が多く、高度なリモートセンシングによる効率化が望まれる。レーザースキャナ(LiDAR)や画像データから、SLAMや写真測量(SfM-MVS)の手法をもとに3Dデータを取得し、深層学習や点群処理・画像処理を用いて解析する。林業分野への応用として、 LiDARから樹木の自動検出及び、幹直径、高さなどを自動的に出力する例を発表する。さらに、都市などの樹木以外の構造物が多い場所でも対応可能な、深層学習や機械学習と組み合わせた事例も紹介する。最後にドローンによる計測自動化の取り組みについても触れる。
公開年: 2022 年 10 月 30 日