MATLAB Coder による C コード生成
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この2日コースでは、MATLAB Coder™ を使用して MATLAB® コードから C コードを生成する機能について学びます。 主に、MATLAB コードの記述基準、最適化要求を満たす C コード生成、外部モジュールと生成コードの統合について取り上げます。
- コード生成プロジェクトを使用して C コードを生成する
- コマンド ライン インターフェイスを使用して C コードを生成する
- MATLAB Coder のコーディング標準を使用して、準拠したコードを作成する
- 生成コード内で固定サイズ データの特性を指定する
- 生成コード内で可変サイズ データの特性を指定する
- 生成コードで永続データ、グローバル データ、構造体データおよびセル配列データを指定する
- MATLAB 関数から生成された C コードを外部 C コードと統合する
- 生成コードを外部 C 関数と統合する
1日目
MATLAB Coder によるコード生成
学習目標: MATLAB Coder の使用法の概要とその応用について学習します。
- MATLAB Coder の概要
- MATLAB コードから C コードを生成するためのワークフロー
- コードの生成
- 生成コードの検証
- 生成コード内のナビゲート
C コード生成用の MATLAB® コードの準備
学習目標: MATLAB Coder のコーディング標準を使用し、コード生成可能な MATLAB コードを記述する方法について学びます。
- MATLAB コードから C コードへの変換
- 一般的なコード準備のシナリオ
- サポートされない MATLAB 関数の呼び出し
- 既存の MATLAB コードの変換
- コード準備のワークフロー
固定サイズ データの扱い
学習目標: サイズが固定、または値が一定の入力をもつ MATLAB コードからのコード生成について学習します。
- データ特性の概要
- 最上位の固定サイズ入力の指定
- 最上位の定数入力の指定
可変サイズ データの扱い
学習目標: 可変サイズの入力、またはローカル データをもつ MATLAB コードからのコード生成について学習します。
- 最上位の可変サイズ入力の指定
- 可変サイズのローカル データの指定
- 変数の再利用
2日目
グローバル データ、構造体およびセル配列の扱い
学習目標: 永続データ、グローバル変数、構造体、またはセル配列の入力をもつ MATLAB コードからのコード生成について学習します。
- 永続変数
- グローバル変数
- 構造体の扱い
- 生成コード内のセル配列
- 参照による引数渡し
外部コードとの統合
学習目標: MATLAB Coder により生成された C コードと外部の C コードの統合について学習します。
- コード統合の概要
- MATLAB Coder のインターフェイスを使用した外部 C コードの統合
- 外部統合開発環境 (IDE) を使用した外部 C コードの統合
- 外部 C 関数の呼び出し
- コードの検証とプロファイリング
- ソース コードのデバッグ
生成コードの最適化
学習目標: 生成コードを最適化するための様々なオプションやテクニックを学習します。
- ループの展開と値のない初期化によるコード最適化
- 関数のインライン化とファイル分割
- コンフィギュレーション オブジェクト
- 不要なコードの削除
- 生成コードにおける命名規則
- プロジェクトからスクリプトへの変換
レベル: 上級
必要条件:
- MATLAB基礎 コースを受講された方。また、C 言語プログラミングの基本知識をお持ちの方。
期間: 2 日間
言語: English, 한국어