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appcoef

1 次元 Approximation 係数

説明

A = appcoef(C,L,wname) は、1 次元信号のウェーブレット分解構造 [C,L] と wname で指定されたウェーブレットを使用して、最も粗いスケールで Approximation 係数を返します (詳細については、wavedec を参照)。

A = appcoef(C,L,LoR,HiR) は、ローパス再構成フィルター LoR とハイパス再構成フィルター HiR を使用します (詳細については、wfilters を参照)。

A = appcoef(___,N) は、レベル N の Approximation 係数を返します。[C,L] が 1 次元信号の M レベルのウェーブレット分解構造である場合、0 ≤ N ≤ M となります。

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この例では、レベル 3 の Approximation 係数を抽出する方法を示します。

電力使用量データで構成される信号を読み込みます。

load leleccum; 
sig = leleccum(1:3920);

'sym4' ウェーブレットを使用してレベル 5 まで下げた DWT を取得します。

[C,L] = wavedec(sig,5,'sym4');

レベル 3 の Approximation 係数を抽出します。元の信号と Approximation 係数をプロットします。

Lev = 3;
a3 = appcoef(C,L,'sym4',Lev);
subplot(2,1,1)
plot(sig); title('Original Signal');
subplot(2,1,2)
plot(a3); title('Level-3 Approximation Coefficients');

Figure contains 2 axes objects. Axes object 1 with title Original Signal contains an object of type line. Axes object 2 with title Level-3 Approximation Coefficients contains an object of type line.

Lev を 1 ~ 5 の任意の値に置き換えることで、対応するレベルの Approximation 係数を取得できます。

入力引数

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1 次元信号のウェーブレット分解ベクトル。実数値のベクトルとして指定します。Cwavedec の出力です。ブックキーピング ベクトル L は、ウェーブレット分解ベクトルの係数をレベルごとに解析するのに使用されます。

例: [C,L] = wavedec(randn(1,256),4,'coif1') は、ベクトルのレベル 4 のウェーブレット分解を返します。

データ型: single | double
複素数のサポート: あり

1 次元信号のウェーブレット分解のブックキーピング ベクトル。正の整数のベクトルとして指定します。ブックキーピング ベクトルは、ウェーブレット分解ベクトル C の係数をレベルごとに解析するのに使用されます。

例: [C,L] = wavedec(randn(1,256),4,'coif1') は、ベクトルのレベル 4 のウェーブレット分解を返します。

データ型: single | double

1 次元信号のウェーブレット分解の生成に使用するウェーブレット。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。ウェーブレットは、次のいずれかのウェーブレット ファミリから指定します。Daubechies、Coiflets、Symlets、Fejér-Korovkin、Discrete Meyer、Biorthogonal、Reverse Biorthogonal。各ファミリの利用可能なウェーブレットについては、wavemngr を参照してください。

例: 'db4'

ウェーブレット ローパス再構成フィルター。偶数長の実数値のベクトルとして指定します。LoRHiR と同じ長さでなければなりません。LoR は、ウェーブレット分解構造 [C,L] の作成に使用されるウェーブレットに関連付けられたローパス再構成フィルターでなければなりません。(詳細については、wfilters を参照)。

ウェーブレット ハイパス再構成フィルター。偶数長の実数値のベクトルとして指定します。HiRLoR と同じ長さでなければなりません。HiR は、ウェーブレット分解構造 [C,L] の作成に使用されるウェーブレットに関連付けられたハイパス再構成フィルターでなければなりません。(詳細については、wfilters を参照)。

Approximation 係数レベル。正の整数として指定します。[C,L] が 1 次元信号の M レベルのウェーブレット分解構造である場合、0 ≤ N ≤ M となります。

出力引数

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レベル N の Approximation 係数。実数値のベクトルとして返されます。

アルゴリズム

入力ベクトル C および L には、信号分解に関するすべての情報が含まれます。

NMAX = length(L)-2 とすると、C = [A(NMAX) D(NMAX) ... D(1)] となります。ここで、AD はベクトルです。N = NMAX の場合、単純な抽出が行われます。それ以外の場合、appcoef は、逆ウェーブレット変換を使用して Approximation 係数を反復的に計算します。

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入