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range

構文

y = range(X)
y = range(X,'all')
y = range(X,dim)
y = range(X,vecdim)

説明

y = range(X) は、X 内の標本データについて最大値と最小値の差を返します。

  • X がベクトルである場合、range(X)X 内の値の範囲です。

  • X が行列である場合、range(X)X の各列の範囲が格納されている行ベクトルです。

  • X が多次元配列である場合、range は値をベクトルとして扱って、X の大きさが 1 でない最初の次元に沿って作用します。この次元のサイズは 1 になりますが、他の次元のサイズはすべて変化しません。X が空の配列で 1 番目の次元が 0 である場合、range(X)X と同じサイズの空の配列を返します。

y = range(X,'all') は、X 内のすべての要素の範囲を返します。

y = range(X,dim) は、X の作用次元 dim に沿った範囲を返します。たとえば、X が行列である場合、range(X,2) は各行の範囲値が格納されている列ベクトルになります。

y = range(X,vecdim) は、ベクトル vecdim で指定された次元における範囲を返します。たとえば X が行列である場合、次元 1 および 2 によって定義される配列スライスには行列のそれぞれの要素がすべて含まれるため、range(X,[1 2])X 内のすべての要素の範囲になります。

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標準正規乱数の大規模な標本を 5 つ生成します。

rng('default') % For reproducibility
rv = normrnd(0,1,1000,5);

標本の範囲値を求めます。

near6 = range(rv)
near6 = 1×5

    6.8104    6.6420    6.9578    6.0860    6.8165

各標本の範囲値は約 6 です。

5 回の試験について試験点数の範囲を求めます。

examgrades データセットを読み込みます。

load examgrades

すべての試験点数の範囲を求めます。

y = range(grades,'all')
y = 46

5 回の試験について、各学生の試験点数の範囲を求めます。

examgrades データセットを読み込みます。

load examgrades

はじめの 10 人の学生について、試験点数の範囲を求めます。たとえば、8 番目の学生の場合、最高点と最低点の差は 7 点です。

X = grades(1:10,:);
y = range(X,2)
y = 10×1

    12
    13
    10
    12
     8
    16
    14
     7
    12
    10

複数の次元における多次元配列の範囲を求めます。

平均 mu = 2、標準偏差 sigma = 7 をもつ正規乱数から成る 3 x 5 x 2 の配列を作成します。

rng('default') % For reproducibility
mu = 2;
sigma = 7;
X = normrnd(mu,sigma,[3 5 2])
X = 
X(:,:,1) =

    5.7637    8.0352   -1.0351   21.3861    7.0778
   14.8372    4.2314    4.3984   -7.4492    1.5586
  -13.8119   -7.1538   27.0488   23.2445    7.0032


X(:,:,2) =

    0.5652   11.8632   -6.4524    5.4223   -0.1241
    1.1310   11.9203    7.0207    9.2429    4.0571
   12.4279    6.7005   13.4116    7.0882   -3.5110

作用次元として 1 番目の次元と 2 番目の次元を指定して、X の各ページの範囲を求めます。

ypage = range(X,[1 2])
ypage = 
ypage(:,:,1) =

   40.8607


ypage(:,:,2) =

   19.8641

たとえば、ypage(1,1,2)X(:,:,2) のすべての要素の範囲です。

作用次元として 2 番目の次元と 3 番目の次元を指定して、各 X(i,:,:) スライスの要素の範囲を求めます。

yrow = range(X,[2 3])
yrow = 3×1

   27.8385
   22.2864
   40.8607

たとえば、yrow(3)X(3,:,:) のすべての要素の範囲です。

入力引数

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データ標本。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列を指定します。

  • X がスカラーである場合、range(X) は 0 です。

  • X が 0 行 0 列の空の配列である場合、range(X) も空の配列です。

データ型: single | double | logical | datetime | duration

作用する対象となる次元。正の整数スカラーを指定します。値を指定しなかった場合、サイズが 1 ではない最初の配列次元が既定値になります。

dim は、長さを 1 に縮小する次元を指定します。size(y,dim) は 1 ですが、size(X,dim) が 0 でなければ他の次元のサイズはすべて変化しません。size(X,dim) が 0 である場合、range(X,dim)X と同じサイズの空の配列を返します。

2 次元のデータ標本 X があるとします。

  • dim が 1 に等しい場合、range(X,1) は各列の範囲が格納されている行ベクトルを返します。

  • dim が 2 に等しい場合、range(X,2) は各行の範囲が格納されている列ベクトルを返します。

dimndims(X) より大きい場合、range はゼロの配列を返します。この配列の次元および欠損値は X と同じです。

データ型: single | double

次元のベクトル。正の整数ベクトルを指定します。vecdim の各要素は、入力配列 X の次元を表します。出力 y の指定された作用次元における長さは 1 です。他の次元の長さは、Xy で同じになります。

たとえば、X が 2 x 3 x 3 の配列である場合、range(X,[1 2]) は 1 x 1 x 3 の配列を返します。出力配列の各要素は、X の対応するページにおける要素の範囲です。

データ型: single | double

出力引数

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最大値と最小値の差。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として返されます。

ヒント

  • rangeNaN を欠損値として認識し、無視します。

  • range は、簡単に計算した標本の広がりの推定を提供します。データに外れ値がある場合、それらによるこの統計量への影響が大きいため、range の使用は避けてください。

拡張機能

参考

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R2006a より前に導入