スコープの信号統計
メモ
[信号の統計] パネルを使用するには、DSP System Toolbox™ または Simscape™ のライセンスが必要です。
選択したチャネルに関する信号統計を [統計] パネルで表示します。統計の測定を有効にして [統計] パネルを開くには、スコープのツールストリップの [測定値] タブで [信号の統計] ボタン (
) をクリックします。
[信号の統計] ボタンの横にあるドロップ ダウンをクリックして、表示する統計を以下の中から 1 つ以上選択できます。これらの統計について、スコープでは入力信号の表示部分における統計が計算されます。
メモ
これらの統計を計算するには、信号が固定サイズ信号でなければなりません。つまり、シミュレーション時に信号のフレーム サイズが同じままである必要があります。
最大値 — 最大値
最小値 — 最小値
ピーク ツー ピーク — 最大値と最小値の差
平均値 — すべての値の平均値
分散 — すべての値の分散
標準偏差 — すべての値の標準偏差
中央値 — 中央値
RMS — 平方根平均二乗
平均二乗 — 平均二乗
スコープにあるズーム オプションを使用する場合、信号統計の測定値は自動的にディスプレイに表示されている時間範囲に調整されます。たとえば、1 つのパルスにズームインして、[信号の統計] パネルに特定のパルスの情報のみを表示できます。
信号統計の測定値はどの単位の入力信号でも有効です。各測定値に関連付けられた値の後にある文字は適切な国際単位 (SI) の接頭辞を表します ("m" は "ミリ" を表すなど)。たとえば、入力信号がボルト単位で測定された場合、測定値の横にある m は値がミリボルト単位であることを示します。
